報恩坊の怪しい偽作家!

 自作の小説がメインのブログです。
 尚、ブログ内全ての作品がフィクションです。
 実際のものとは異なります。

親知らず 北陸じゃなく 私の歯

2013-09-10 19:35:27 | 日記
 久しぶりに歯の定期健診に行ったのだが、奥歯の更に外側に親知らずができてしまっていたことが発覚した。どうもここ最近、虫歯とは違う痛みがすると思った。
 場所が場所だけに、抜こうとしたりすると、かなり大掛かりな作業になるとのこと。削ったり切ったりする様は、正に手術だ。ま、今回は歯石取りに終始したのだが。私はタバコは吸わないのだが、歯の汚いオッサンにはなりたくないものねぇ……。

 前回はボツネタを公開したが、OKネタではレンのバッテリー残量がもっと減っていて、自殺志願の少女を助けた後、バッテリーが上がってレンの方が倒れてしまうという流れになっている。正規バッテリーから予備バッテリーに切り変わるまで30秒掛かるという設定だが、レンの場合、何故か30分掛かっている。
 少女との交流を通じて、人間という存在を深く知るというストーリー構成である。しばらくは、このネタで行くことにするか。一応、温めておいたヤツだし。
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富士参詣深夜便

2013-09-10 02:30:09 | 日記
 厳虎独白において、神社参拝についての議論が続いている。当時の時代背景に照らし合わせてどうの、貞永式目などと難しい話の内容になりつつあるので、私が首を突っ込むことはやめておいた方が良いだろう。恥の上塗りになるだけだ。
 無教学・小信心の不良信徒は、ラノベ作りに勤しむのがお似合いのようだ。

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 “ボーカロイドマスター”より。原案から外された、宙に浮いたネタ抜粋。

[15:00.仙台市郊外の、とあるショッピングモールにあるイベント広場。 鏡音レン]

「みんなー!どうもありがとー!」
 今日もまたイベントでのライブ活動は成功だ。今日はボク以外にKAITOとミクという珍しい組み合わせでライブに臨んだ。相変わらずセンターはミクがやっていたけども、彼女のおかげでボーカロイドの人気は上がったわけだし、ファン投票でも常に1位を独占しているのだから、当たり前と言えば当たり前だ。

「皆、お疲れさん」
 控え室に戻ると、プロデューサーが出迎えてくれた。
「KAITOはこの後、雑誌の取材がある。車で行こう」
「はい」
「ミクはPVの撮影だな。制作会社の人達が迎えに来るから、もう少し待っててくれ」
「分かりました」
「レンは……取りあえず、これで一応オフか。どうしようかな……」
「あ、ボク、1人で帰れますから大丈夫です」
「え?そうか?」
「はい」
「ふーん……。分かった。タクシーチケット渡しておくよ。この辺は、バスの本数も少ないし」
「ありがとうございます」

 皆と別れた後、ボクは近くのバス停に行ってみた。……うわ、行ったばっかりだ。プロデューサーの言うように、バスは1時間に1本あるか無いかだ。次のバスまで、1時間以上ある。タクシーも、ここじゃ拾えないから、歩いて帰ろう。GPS機能と地理情報で帰り道なら分かるし。

[16:00.仙台市郊外の、とある閑静な住宅街。 鏡音レン]

 静かな街に入った。天気も気候も穏やかで、散歩するのに実にちょうどいい。もうすぐで、のぞみヶ丘に着くかな?
 だけど、ここで問題が発生した。ボクのバッテリー残量が少なくなってしまった。無論こんなこともあろうかと、予備のバッテリーパックは持ち歩いている。それを交換すればいいのだが、問題というのは……。
「う……。届かない」
 ボクのバッテリー、背中から取外しするんだけど、手が届かない。どうしよう。道行く人……が、いない。うー、このままじゃ、帰り着く前にバッテリー上がりで立ち往生しちゃう。
 ボクが辺りを見回してフッと視線を上に向けてみると、目の前には5階建てマンションがあって、その4階部分のベランダから、下を見下ろす女の子の姿があった。どことなく、双子の姉のリンに似ているように見えた。
 ここまで来てもらうの大変だけど、あのコにお願いするしか無いか。
「おーい!そこのキミ!ちょっとここまで来てー!!」
 ボクは大声で呼び掛けた。次の瞬間、そのコはベランダから飛び降りた!あれ、わざわざそんな所から来てくれるなんて……。のんびりはしていられないけど、慌てる必要も無いのに……な、ワケないよな!?
「わぁっ!?」
 ボクは急いで、真っ逆さまに落ちて来るリンに似たそのコの所へ全力ダッシュ!で、ジャンプしてキャッチした!
 こう見えても、ボクはボーカロイドの中で1番身体能力に自信がある。さっきのライブの時だって、アドリブでバック宙を決めて、オーディエンスを盛り上げたくらいだ。
「そ、そんなに慌てて来てくれなくてもいいのに……あれ?」
 しかし、腕の中の彼女は何故か気を失っていた。あの、ボクのバッテリー……。さっきの動きで、残り30%切っちゃったなぁ……。まあとにかく、彼女を部屋に戻してあげよう。確か、4階だったナ……。
コメント (1)
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