Linkman#41  乱読の後始末

-乱読、精読、積読-

書籍に触発されて「思考と空想」は、知の荒野を駆け巡るのか…

決断!     自由民主党編(中央公論事業出版)

2010年02月08日 | 本と雑誌

Hitorigaten

 衆議院議員総選挙('09.8.30)における歴史的大敗により、政権与党から陥落した自由民主党。谷垣総裁の下、新たな一歩が踏み出せるのか。
 一方、金権政治の継承者を党の中枢に据え続けている「民主党」とその一派。
 この国の舵取りを誰に任せるのか、今一度、本当の意味でのシャッフルを選択するのか、正に「民度」が試される時期であるような…

○中曽根康弘:政治家に大事なものは「歴史観」と「宗教性」
・外交における原則:①国力以上のことやならない、②外交で賭けをしてはいけない、③国内政治と混淆しない、④世界の潮流に乗る
○後藤田正晴:公僕の組合が、税を納める人を相手にストライキ →「国鉄魂」:職場倫理が低下しているにもかかわらず一件の事故もない
○海部俊樹:平和部隊構想-米国ケネディ大統領
○宮澤喜一:繊維という「糸」を売って沖縄という「縄」を買うんだ →あなた方がそんなことを言うのなら、一番の貿易障害は日本語ですよ。日本語をやめると言いますか
○河野洋平:世論というのは今の時点で何が一番人気があるか ←→国益:手の内を明かしてやれないもの-十年先の布石
○橋本龍太郎:クリントン大統領との間に「日米安全保障条約共同宣言」 →9.11後のテロ対策
○森喜朗:①福田先生についていく、②安部派回天王、③政治改革法案、④村山首班指名、⑤総理就任
○福田康夫:新省庁体制-総理大臣の「発議権」
・政治主導の例-ハンセン病訴訟
○小泉純一郎:憲法19条:思想及び良心の自由
・アメリカ以外に日本への攻撃は自分の国への攻撃と見なす国はない
・靖国の問題は外交カードにはならない
・3R-「もったいない」、「物も栄えて心も豊か、環境もよくなる」


コメントを投稿