Hitorigaten
「焼け跡闇市派」の永六輔、野坂昭如、小沢昭一が武道館コンサートを開いたと聞いたのは、高校生の頃だった。
爾来、「中年御三家」の著書や発言等に耳を傾け、目を奪われてきたものである…
「旅する漢のおばさん」、「酔いどれ三文文士」、「評論する河原乞食」たちの強烈な個性に裏打ちされた平和希求・戦争嫌悪の感情や想念は、実は豊葦原瑞穂国にとって、「未来への遺産」ではないだろうか…
◯たまにTVで視る国会の様子もそんな感じで、ニッポン人は、み~んなギモンに対してシツモンのしかた下手なのかな?とおもったりします。そこで今回は野坂さんへシツモンを…
○野坂さんにとってグローバルとは?
→ 米の問題
○野坂さんは月ですか?太陽ですか?
→ ぼくは月。(略)反射することで生きてきた
○野坂さん イノチとは?
→ 生かされている。与えられている。どうにもならないもの
○野坂さん。男と女のあいだのことを…
→ 深くて暗い河があるのだ
○野坂さん さべつについて。?
→ それがあるから生きていられる
○野坂さん。男が泣くのはイケマセンか?
→ (略)あんな世の中は、真っ平ご免だ。男が泣けるのは、いい時代
○野坂さん せんそうは はじまりそうでしょうか?
→ (略)人間だけが戦争をする。これは悲しい現実である。(略)つまり、自分の頭で考えなくなると戦争は近寄ってくる。(略)いや、戦争はすでにはじまっていると言ってもいい
○野坂昭如さん 国家とは?
→ 国家とは不思議なもの 国家にいる人間を国民という。国民が国家を守ることはあっても、国家が国民を守ることはない
○野坂さん 船はどこへ行くのでしょう。
→ たぶん、あっちへ行く。あっちは、こっちの向こう。船は海原を漂う。海はどこの国の誰のものでもない。ちっぽけな人間など相手にしない
○野坂さんの手はどうしてあんなにゴツイのでしょう?
→ わからない
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