Linkman#41  乱読の後始末

-乱読、精読、積読-

書籍に触発されて「思考と空想」は、知の荒野を駆け巡るのか…

「職場のサギ師」をギャフンと言わせる方法  樺 旦純(青春出版)

2019年11月30日 | 
Hitorigaten

 少子高齢化がすすみ、モバイルツールの利活用がビジネススキルとなっており、隣の席の同僚にさえメールで要件を伝えることが当たり前の世の中になっている…
 同様に、組織の管理業務がネットワークの導入とともに外部化され、リストラの名の下に人員削減が続き、職場に配属される人員数も極端に少なくなっている状況になってきている。
 最少人員で最大限の成果を求められ、新たに配属となった職員や新人が、ややもすると強烈なストレスに襲われ、職場離脱、最悪の場合退職に追い込まれることも見受けられる状況。
 さて、対処方法は?と問われ、心ある会社や上司の場合はいろいろな改善策を講じて本人をサポートするものであるが、ブラックの場合は自己防衛能力を磨くしか当面の方法はないようである。その際、本書にあるキーワードは大いなる金言になるのでは…


○イエス・イフ法:「ええ、そうですよね。その後、もしそういう状況になったら私はこう考えます。部長ならどうされますか」
○神経質で几帳面な人:こまめに報告
○「私も頼みたいことがあったんだ」 →「あれやってくれた」 →「まだだけど、私が頼んだほうは?」
○フランシスコ・ベーコン:嫉妬は常に他人との比較においてであり、比較のないところには嫉妬はない

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