中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

バリューチェーンという言葉をご存じですか??

2020年12月01日 05時10分53秒 | 2020年版中小企業白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡つとむ です。

昨日は2020年版「中小企業白書」Ⅱ-17ページ「コラム 2-1-1 ③図 経営者が事業を通じて実現したい夢の有無別、労働生産性の水準(2018 年)」を読みましたが、今日はⅡ-19ページ「第 2-1-10 図 主たる事業領域別、企業数の割合」を見ます。

下図から企業のバリューチェーン上の主たる事業領域を一つに特定した際、同事業領域別に企業数の割合を見ると、「最終製品の組立・製造」、「サービス・メンテナンス」、
「部品の製造」を主たる事業領域とする企業が多いことが分かります。

ここから第 3 節「事業領域・分野の見直し」に入ります。この節の序文として、自動車や衣服などの商品を最終的なユーザーに提供するまでの、企画、開発・設計、組立・製
造、販売、サービスといった価値創造の工程の連なりをバリューチェーンという。

我が国では、従来、擦り合わせ型のものづくりプロセスで組立・製造が高い付加価値を生み出しているといわれ、バリューチェーンの両端から組立・製造にかけて、利益率が高まる逆スマイルカーブ型の構造になっていると指摘する分析も見られた。

一方で、情報通信技術の進展に伴い、製造工程の細分化が可能となった結果、従来は国内で展開されていた中間の製造工程が海外に移転され、スマイルカーブの形状が、中間がより低くなる形に変化しているといった指摘も見られる。

また、デジタル化やIoT化によるデータ収集・活用の場面を製造現場のコスト圧縮だけでなく、製品の企画・開発・設計や販売後の製品の使用過程を含めたバリューチェーン全体に広げていくことの重要性も唱えられている。

こうした議論も踏まえ、本節ではバリューチェーン上の事業領域別に、営業利益率や労働生産性の傾向を見ていく、とあります。

バリューチェーンという言葉は昔からありましたが、今回のコロナショックでその重要性が強く認識されるようになりました。製造業の国内回帰は今後どうなるのか、読み進んでいきましょう!!

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