中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

自動車製造業を支えているのは金型である!!

2020年12月08日 05時01分02秒 | 2020年版中小企業白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡つとむ です。

昨日は2020年版「中小企業白書」Ⅱ-25ページ「第 2-1-17 図 バリューチェーン上の事業領域別の指標算出の方法」を読みましたが、今日はⅡ-26ページ「 第 2-1-18 図 事業領域別、指標の推移と中小企業の割合(自動車製造業(二輪自動車を含む))」を見ます。

まずは、自動車製造業(二輪自動車を含む)について、バリューチェーン上の事業領域別に各指標がどのように変化し、また、中小企業がどのように分布しているかを分析を見ていきます。

労働生産性を見ると、2013年は「組立・製造(企画を含む)」で高い一方、「販売」、「製品卸売」で低い傾向が見られた。2013年から2018年にかけて「組立・製造(企画を含む)」で特に上昇し、相対的に見て「組立・製造(企画を含む)」を頂点とし、両端の「販売」、「サービス・メンテナンス」や「素材製造」で低くなる傾向がより明瞭となった。

営業利益率を見ると、2013年は「車体製造」で高い一方、「生産財卸売」、「部品製造」で低い傾向が見られた。2013年から2018年にかけて「金型・装置製造」、「組立・製造(企画を含む)」で特に改善し、相対的に見て同領域を頂点に、両端の「販売」、「生産財卸売」、「サービス・メンテナンス」や「素材製造」で低くなる傾向が分かる。

2018年の全企業数に占める中小企業の割合は、「製品卸売」、「金型・装置製造」、「サービス・メンテナンス」、「素材製造」で比較的高い傾向にある、とあります。

説明が長くて分かりづらいですが、このグラフをじっくりと見ていると、自動車製造業の実態が見えてきますね。「金型・装置製造」が中小企業の割合が高く、利益率も高い。金型が日本のものづくりを支えていることがここからもうかがえますね!!

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