おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2012年版中小企業白書「生産拠点における現地人材の確保状況」をみましたが、今日は109ページの「優秀な生産管理者の効果的な確保策」をみていきます。
この図をみると、生産管理者の確保策として「社内での育成」と回答する割合が最も高く、育成による確保を志向する企業が多いことが分かります。
その育成策については、次の第2-2-40 図をみると、「日本人技術者を付けての現地でのOJT」と「日本での技術研修」を挙げており、現地人材による育成はまだまだ少ない状況のようです。
そして定着策としては、次の第2-2-41 図をみると、「賃金アップ」とともに「責任のある仕事を任せること」が上位に挙げられています。
白書は、現地における商取引面の最も大きな課題・リスクである品質管理において、現地の生産管理人材の果たす役割は大きく、中小企業にとっては、その確保、育成、定着に経営課題として取り組むことが重要と考えられるとしています。
昨日は2012年版中小企業白書「生産拠点における現地人材の確保状況」をみましたが、今日は109ページの「優秀な生産管理者の効果的な確保策」をみていきます。
この図をみると、生産管理者の確保策として「社内での育成」と回答する割合が最も高く、育成による確保を志向する企業が多いことが分かります。
その育成策については、次の第2-2-40 図をみると、「日本人技術者を付けての現地でのOJT」と「日本での技術研修」を挙げており、現地人材による育成はまだまだ少ない状況のようです。
そして定着策としては、次の第2-2-41 図をみると、「賃金アップ」とともに「責任のある仕事を任せること」が上位に挙げられています。
白書は、現地における商取引面の最も大きな課題・リスクである品質管理において、現地の生産管理人材の果たす役割は大きく、中小企業にとっては、その確保、育成、定着に経営課題として取り組むことが重要と考えられるとしています。