中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

【特別編】採択される「もの補助」の書き方(#5/10)『様式を確認する!!』

2020年05月25日 13時35分32秒 | 2020特別編_採択されるものづくり補助金の書き方とは
皆様、こんにちは~!株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

第5回目の今日のテーマは「様式を確認する!!」です。ここまでで「もの補助」の対象となることを確認し、Gビズに申請し、加点項目を作成したので、いよいよ本文の作成に入ります。

どのように書けば良いか??

まずは与えられている様式を見ましょう。

1ページ目からの「応募者の概要」はなんとか入力できると思います。


問題は「(5)具体的内容」です。

その1には①から④、その2には①から③、さらに、その3は表になっています。

特に、その1とその2の内容は理解できますか??

さすがにこれだけ文字があると目がクラクラしてきますね。

ちょっと待ってください!!まだ書き始めてはいけません。もう一つ申請書に書き込むべき要件があります。それが「審査項目」です。

もう何を書いて良いのか、よく分からなくなっていませんか?
恐らく100人経営者がいたとして、90人はこの項目を見るだけでギブアップしてしまうのではないでしょうか。

ですが、ここが採択される分かれ目です。

まずは申請書にどのようなことを書いたら良いのかではなく、その機械を導入するビフォーアフターを検討しましょう!!

 ① ビフォー:当社の現状の課題・問題点
   →人手不足、高齢化、人件費の高騰、素材の確保難、カイゼンを迫られている、今のマシンでは対応できない・・・
 
 ② アフター:これらが解決できれば、どのようになるか??
   →QCD(品質コスト納期)が改善する。ライバルに打ち勝てる。新しい仕事ができる。外注を減らせる。工程を減らせる・・・

シンプルなストーリーでかまいません。まずは、ここを考えましょう!!

今日のポイント
-------------------------------------------
 ・記載すべき要項と審査項目を熟読する。
 ・どのようなことを書きたいのか、この段階で整理しておきましょう!!
-------------------------------------------
~つづく~

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ファブレスを支援する企業がある!

2020年05月25日 05時21分20秒 | 2019年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡つとむ です。

昨日は2019年版「ものづくり白書」85ページ「「ブリリアント・ファクトリー」の実現を通じ生産性・品質力を向上」を読みましたが、今日は87ページ「顧客のファブレス化によるオンライン市場構築とパーソナライゼーションの両立」を見ます。

白書は、デザイナーであるユーザーと中・小規模生産者を結びつけるオンライン市場(プラットフォーム)を開設し、デザイナーと工場をネットワーク化することで、デザイナーから見たファブレス生産体制の構築に成功しているのが Maker’ s Rowについて紹介しています。

同社のビジネスモデルの特徴は、生産工程の全ての調整を顧客であるウェブサイトのユーザー(発注者)と生産者に行わせることで実現する「ユーザーのファブレス化」である。月額料金を支払うユーザーは、デザインを考案し、同社のウェブサイトに登録後、約 11,000 の生産者の中から値段、立地、返答率、得意分野等で絞り込みを行い、時にはチャットでコミュニケーションも行いながら価格の見積り、交渉を行い、条件に合った生産者に発注を依頼する。受注された製品は同じく同社 HP に登録している生産者が製造するため、ユーザーは生産拠点を持つ必要がなく、「ファブレス化」された製造業者としてデザインから発注までの工程に集中することが可能となる、とあります。

ものづくり補助金で新しいマシンを導入したものの、結局、使いこなせないという方が少なくありません。このような事態を踏まえて、事務局は稼働していなくてもゼロ報告は避けるようにというアドバイスしているという話を聞いたことがあります。このようなことにならないように、このようなシステムを使ってもいいし、導入した企業がこれを使って稼働率を上げても良いかもしれませんね!

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「持続化補助金」の書き方をまとめました!!
持続化補助金の書き方を、全11回でまとめてみました。是非、参考にしてみてください!

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