中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

経営者の高齢化と事業承継・廃業について

2014年08月21日 05時06分37秒 | 中小企業白書(2014年版)を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2014年版)244ページ「コラム3-2-5図 エンジェル税制を利用した企業数の推移」をみましたが、今日は247ページ「第3-3-1図 年齢階級別自営業主の推移」をみます。

年齢別の自営業主の推移をみると、1982年時点では、30-40歳代の自営業主が分厚く存在していましたが、年を追うごとに高齢の者が占める割合が高まってきており、2012年には、60-64歳が全体に占める割合が最も高い年齢層となっており、70歳以上の年齢層が占める割合は、過去と比較しても最も高くなっていることが分かります。

次に、中小企業・小規模事業者の事業継続の意思を見ると、「事業を何らかの形で他者に引継ぎたい」と考えている者が、中規模企業では約6割存在しますが、小規模事業者では約4割にとどまますが、その一方で、小規模事業者では「自分の代で廃業することもやむを得ない」と考えている者が約2割存在していることが分かります。

このように全国データでも事業承継、廃業が深刻な問題となっていますが、これに対して、中小企業白書は、どのように考えているのでしょうか。明日から、細かく見ていきます!

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