おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は「平成24年度森林・林業白書」の98ページ「森林の癒し効果を活用」をみましたが、今日は106ページ「生物多様性に関する国際的な議論」をみます。
平成4(1992)年に、ブラジルで開催された「国連環境開発会議(UNCED)」に合わせ、地球上の生物全般の保全に関する包括的な国際枠組みとして、「生物の多様性に関する条約(生物多様性条約)」が採択されています。
同条約は、生物の多様性の保全、生物多様性の構成要素の持続可能な利用、遺伝資源の利用から生ずる利益の公正かつ衡平な配分を目的としており、平成24(2012)年3月現在、192か国及び欧州連合(EU)が締結しています。
平成22(2010)年10月には、愛知県名古屋市で「生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)」が開催され、同会議では、同条約を効果的に実施するための世界目標である「戦略計画2011-2020(愛知目標)」と遺伝資源へのアクセスと利益配分(ABS)に関する「名古屋議定書」が採択されています。

森林は、世界の陸地面積の約3割を占め、陸上の生物種の約8割が生育・生息していると考えられています。
経済が優先される今、COP10に関する関心はほとんど無いように感じますが、2020年の東京オリンピックと同様に念頭に置かなくてはなりませんね。
昨日は「平成24年度森林・林業白書」の98ページ「森林の癒し効果を活用」をみましたが、今日は106ページ「生物多様性に関する国際的な議論」をみます。
平成4(1992)年に、ブラジルで開催された「国連環境開発会議(UNCED)」に合わせ、地球上の生物全般の保全に関する包括的な国際枠組みとして、「生物の多様性に関する条約(生物多様性条約)」が採択されています。
同条約は、生物の多様性の保全、生物多様性の構成要素の持続可能な利用、遺伝資源の利用から生ずる利益の公正かつ衡平な配分を目的としており、平成24(2012)年3月現在、192か国及び欧州連合(EU)が締結しています。
平成22(2010)年10月には、愛知県名古屋市で「生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)」が開催され、同会議では、同条約を効果的に実施するための世界目標である「戦略計画2011-2020(愛知目標)」と遺伝資源へのアクセスと利益配分(ABS)に関する「名古屋議定書」が採択されています。

森林は、世界の陸地面積の約3割を占め、陸上の生物種の約8割が生育・生息していると考えられています。
経済が優先される今、COP10に関する関心はほとんど無いように感じますが、2020年の東京オリンピックと同様に念頭に置かなくてはなりませんね。