LINEN GYOZA 近況日記

十年たちました…

さらに『置かれた場所で咲きなさい』

2012-06-30 14:47:45 | 
『第3章 美しく老いる』の中に【悩みの取り扱い 一筋の光を探しながら歩む】というのがある。
ちょっと抜粋~
『同じ悩みを抱えた人たち、例えば、ガンを患っている人同士が集まったり、あるいは伴侶を自殺で亡くした人たちが集まって、そこで互いの気持ちを分かち合ったりする場があります。それはそれですばらしいことだと思います。でも、打ち明けたからといって自分の悩みを100%他人に理解してもらうことは不可能です。』
とありました。皆それぞれ違うのだから自分の悩みは自分で対峙するしかない、と。

おー、これはまさに【さくらんぼクラブ】のような集まりのことですね。

『第4章 愛するということ』の【許すためのゆとり 2%の余地】にはこういう言葉も。
『失恋にしても、あなたの失恋した時の淋しさと悲しさと、失恋をしたお友だちの淋しさと悲しさは違います。しなかった人と比べたら、ある程度、理解できるかもしれないけれど、「私も経験したからわかるわ」といい切るのは思い上がりではないでしょうか。』

悩む側の人も、それを聞く側の人も、それぞれ謙虚に、心しておくべきことかと思います。

悩みを解決するのは自分にしかできないことだと思うけど、そのためのエネルギーを、さくらんぼのような場に参加することでチャージするのはアリなんじゃないかなぁ、と思った。あるいはきっかけに。気分転換に。人のふりみて我がふりなおせ、っていうのもある。

がんになったひとの気持ちは同じ病気の患者同士でないと分かり合えない、というのもよく聞く表現ですが、私は疑念を抱いてますのよ。第1回目の抗がん剤の時、同室になった女性は、自分のがんを嘆き、「おたくは若いからすぐ治るわ。ええなぁ。わたしなんか…」と一晩中言い続けてました。私は、がんではない人たちにずいぶんと助けられました。寄り添うのが上手な人がたくさんいました。

4 コメント

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やはり‘傾聴’ですね (奈津子)
2012-07-02 10:45:18
 はちみつころぴ様、
あー、やはり、カウンセリングを学ぶとそのあたりを強く意識することとなるのですね。

役立ってるじゃないですか。

そう感じますよ。

「お気持ちわかりますよ」だと、たぶんそのあとには自分の話を続けてしまうんでしょうね。
話の流れでそうすることもあるけど、私も気をつけていることであります。
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カウンセリングでも (はちみつころぴ)
2012-07-01 18:24:30
大昔に習ったカウンセリングでも、
「お気持ちわかります」と、安易に言うのはNGと繰り返し言われました。
「つらかったんですね」、
「・・・に納得がいかなかったんですね」と、
具体的に心情を表現して返してあげるか、
話の内容に丁寧に共感していくことが大切だと。
それが寄り添うことになるんだ、と
教わりましたよ。
今の生活に、それがどれくらい役立てられているかはわかりませんが、
頭と心には、いつもおいていることではあります。
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わ、久しぶり~ (奈津子)
2012-07-01 10:49:12
 N/K様、
がんばっていますね。
もう少しなんですか。もうひとがんばりだね

温度差…
たとえば、薬のタイムラグのこととか、なかなか自分のこととしては捕らえられないわ。
反省

また話しましょうね~
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久々に登場 (N/K)
2012-06-30 19:47:35
あの日は残念でした。。。私の忙しい時間もあと少しなのでまたお話会よろしくです

同じ病気の人でも病気に対する気持ちの『温度差』はあるよね~
私は上手に話せない人間だからさくらんぼ後も反省することが多々あります
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