ごじらいく

足跡の先に・・・

脳のしわ

2019年11月04日 | 日々のつぶやき
年を取ると顔にはしわが出来てくるけど、その分、脳のしわが減ってくるような。
そのことを知ったのは、今週の金曜日に行うテスト勉強をしているときです。

昔は、ちょっと本を読むだけですんなり頭に入ってきた勉強も、今では四苦八苦しながら覚えることに。
脳がツンツルテンになってきているのを実感することになります。
「怖いなぁ。」と、思いました。
何か覚えるのも、脳に引っかかりみたいなものがあったのが今では無くなりました。
何度、本を読んでも頭に入ってこない。
時間だけが過ぎていく、そんな恐怖の体験をすることになります。
「昔はよかったなぁ。」と、今となっては過去を懐かしむようになります。

脳のしわが顔に移動していくのがわかり、年を取ったなぁ。と、思いながら机に向かっています。
「なんで、こんな簡単なことが頭に入ってこないんだ。」と、しょうもないことはどんどん頭に入ってくるのに不思議です。

そういえば、もう今時のアイドルの名前すら覚えることが出来なくなってきました。
若い人の顔がみんな同じように見えるのです。
そりゃ、年もとるだろうに。と、思えました。
昔、母としゃべっていると、「あれや。これ。」が多くなっているのを訂正してやることが、当時の私のとり得でした。
今では、母と同じように、ぼやかし言葉でしゃべりながら、意思疎通をしています。
親子共々、年老いてきたようです。

「今更、勉強なんて。」と言いつつ、テストなので仕方なく、机に向かうことになります。
若い脳が欲しい。と、思いながら、「ええと、なんだったけ。」と、答えを見ながら、必死のパッチで覚えないといけません。

コメント
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