神戸市のJR元町駅から足を延ばしてJR舞子駅へ。
夕方の呑み会まで時間がおましたんですわ。
舞子駅からJR山陽本線か、それとも山陽電鉄の
阪神梅田乗り入れの、どっちでも約1時間あれば
大阪駅まで十分に戻れる。
(JR舞子駅 駅名標)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/e5/6374cb819609c9193dfbe67813eefc08.jpg)
(JR舞子駅 ホーム)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/86/1cc5aef4ff7372136797657fab7cb751.jpg)
JR舞子駅の改札を出たら、そこは舞子公園でっせ。
世界一の吊り橋「明石海峡大橋」が目の前に見えまぁ。
(陸橋から 舞子公園の案内標識)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/c1/59be2aa22e00361bfaf6fb0c06bdd5e8.jpg)
高速バスやマイカーで「明石海峡大橋」は何度か渡り
淡路島や四国に出かけてるし、お馴染みなんだけどな~
不思議と、舞子の浜辺から眺める機会がおまへんでした。
そんな訳で、海が観たい気分も有り、やって来ましたんや。
(明石海峡大橋)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/b2/64b7f573172f988a7a30ff7ccd077fdc.jpg)
(明石海峡大橋を背景に 自分撮り)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/45/84a568dd0d2579512bc14a0cb1bec3b6.jpg)
(舞子公園内の 案内標識)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/8d/d87e50abbb13809ccc363ca9d4652bd6.jpg)
(橋の科学館の全景)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/e3/a014a5a4032763886cf6ceaa84a1df21.jpg)
生憎と小雨がパラついてきましたがな。
雨を避けて、科学館の見学でもしまひょ。
(橋の科学館 自動販売機)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/1f/b2376b09fbef7904e793e955c3fcdb9e.jpg)
シルバー割引があるそうです ラッキー!
大人 310円 ⇒ シルバー 200円
(橋の科学館 入場券)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/7d/5c8a9d4ddd7b8c1014037d03ea785cc6.jpg)
(橋の科学館 見学パンフレット)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/3e/5c19b144135f6ebe8facb2cc11f14b46.jpg)
ここからは、明石海峡大橋の画像と科学館の展示説明を
合わせて、鉄ちゃん爺やの独断と偏見で続けていきまっさ。
(明石海峡の 浮標=ふひょう)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/d5/d5c1b0e916d7f7b850da0a7485ccc231.jpg)
(明石海峡 潮流の説明書き)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/5d/f26ec5752ebbde975f27c1b2fd7683aa.jpg)
(主な海峡の 船舶航行隻数)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/6f/46dca71d83f3dd60d684046bd57a9ef9.jpg)
「明石海峡」は大阪湾と播磨灘の海峡で狭い処は幅が約4km
特に潮流が速く、最大で秒速4.5m(9ノット)にもなりまぁ。
鯛やイカナゴの漁場でもあり、瀬戸内海と大阪や神戸を結ぶ航路で
1日約1400隻もの船舶が通過する日本屈指の海峡なんですわ。
昔から海難事故が多発する、魔の海峡として恐れられたんでっせ。
(明石海峡大橋 絵図面)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/6e/69c90cea9a2dedb2cb96d1acafa6940f.jpg)
下の方が施工された「明石海峡大橋」で全長が3991mおます。
吊り橋は、塔と塔の距離=長大支間長と呼ばれるんだって。
この長さで吊り橋の長さを比較するんだって。
「明石海峡大橋」は中央の主塔と主塔の距離が1991m。
現在もギネス認定の、世界一長い吊り橋とされてますんや。
因みに第2位は中国の西候門大橋で2009年に完成し
吊り橋の長さが1650mとなってるようですわ。
(ギネス認定書)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/53/552f6320ff55d76e8ef93c2c5f52abe1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/dd/4f02e1f11cbbf9318d873161bc96418b.jpg)
ギネス認定書が二つ飾られてますが、もう一つは主塔の高さが
298.3mでこれも世界一の橋の高さなんだって。
海面からの高さが、あの横浜のランドマークタワーよりも高い!
(明石海峡大橋 主塔の基礎部分=鋼ケーソン)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/15/8505c3ed4e50a1538e3c6fffa5804e0d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/5e/e2aa830b7213bee81a9ecdb45972d495.jpg)
(建設時の 鋼ケーソン沈下工事の画像)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/3c/a597cec1f0b8b77f0b218cbb17da021f.jpg)
(甲子園球場と比較した 鋼ケーソンの図)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/51/b8dd37aaa12fcb56a37dca79aeccaf6d.jpg)
明石海峡の海面下約60mから掘削して、岩盤に到達したのが
海面下約90mで、そこに甲子園球場に匹敵する直径120mの
穴を掘って、そこに鋼ケーソンを沈下させ固定したんだって。
ケーソンとは鋼鉄で作られた大きな箱のような物だと考えてね。
(明石海峡 海底の砂岩層)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/f8/c65fa888c1b303ee1e57cd019043a9c5.jpg)
(明石海峡 花崗岩の海底岩盤)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/67/86d55689b0e2a3a9d417d3bf7e13fe85.jpg)
簡単な工事かと思いきや、潮流の早い明石海峡では難しくて
誤差5cm以内に固定するのは高度な技術が要求されたとか。
この鋼ケーソンも三重県の造船所で造られてから、曳き船が
前後6隻の都合12隻で、紀伊半島を回って8日がかりで
明石海峡まで曳航してきたと説明されてまぁ。
直径が約80m・高さが約70mの円柱形の物だったとか。
明石海峡を越えて小豆島付近で、トライアルまで試行してから
潮流の止まる約2時間を利用して2日がかりで沈下成功だって。
海水の中でセメントは、普通は固まらないそうですわ。
そこで考えだされたのが特殊なコンクリートなんだって。
(水中 不分離性コンクリート)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/e2/630f8b466554c26105519d6441bcf5ef.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/e8/aec24a772627e0aca62f1447ed72cd90.jpg)
明石海峡では潮流が速いので鋼ケーソンの周りが洗掘と呼ぶ
基礎を傾けたり掘り返す現象が起きるので、周りにワイヤーの
ネットで作った袋に岩石を入れて、10mぐらいの幅で
鋼ケーソンの周囲を保護して洗掘を防いでいるようでっせ。
(主塔の説明図)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/bf/d13dd6685f0cfc2bdaec9e5d8af3c8a6.jpg)
次は吊り橋のメインケーブルのお話でっせ。
「明石海峡大橋の」メインケーブルは片側1本で約6.5万トンもの
荷重を支える為に、特殊な構造で作られてるそうですわ。
(メインケーブルの ストランドの模型)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/03/a4eb67ecfb81953de823bb7f7d0cf686.jpg)
画像では分かりずらいかもしれまへんが、正六角形のストランドに
127本のワイヤーが詰められているそうですわ。
このストランドを290本集めてメインケーブルが完成なんだって。
だからメインケーブルは36830本のワイヤーで出来てる訳だね。
(メインメーブル 模型)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/28/36c43ae14b4761e2e22fb8c9226f05a5.jpg)
実際の大きさを科学館の外の実物展示品で紹介しまひょ。
合わせて鉄ちゃん爺やと、実物大の模型との比較もでっせ。
(メインケーブル 実物品)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/42/65d2b92b5f21315bfd3570800f9e8791.jpg)
(メインケーブル 実物大模型と自分撮り)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/27/b77cbe78d4313f05afa2e4dde2b49fb1.jpg)
問題は主塔が2本有って、それを両岸から引っ張って支える
そんな設備が必要だと理解が出来まっしゃろ。
それをアンカーレイジと呼ぶのを、ご存じかしら?
(神戸側のアンカーレイジ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/50/e0ffa63ff80e3dddc4691a8d270c9135.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/e5/62075712fa67993177480dbff5f86fb0.jpg)
この神戸側は地盤が柔らかいので、地下約52mまで掘り下げて
コンクリートで地上まで固めて完成したようでっせ。
その内部はメインケーブルを引っ張る仕組みになってるようですわ。
(アンカーレイジの 内部)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/92/4b670046d2af8df25e8b96611a9dde21.jpg)
「明石海峡大橋」は1986年(昭和63年)に起工してから
1998年(平成10年)に完成するまで約11年を費やしてまぁ。
橋の総工事費用は約5000億円とか言われてましたかな。
実は工事中に、阪神淡路大震災が発生しましたんや。
1995年(平成7年)1月17日の事でしたがな。
主塔の二つが完成しメインロープの仮設工事中だったとか。
明石海峡の岩盤が淡路側の主塔とアンカーレイジで約30cm
神戸側のアンカーレイジと主塔で約72cmも動いたんだって。
地下の岩盤が動いた関係で主塔やアンカーレイジには幸いにも
被害がなくて工事は続行されたんですが、橋の長さが1mだけ。
計画よりも長くなってしまったので完成した「明石海峡大橋」は
3990m ⇒ 3991mになったとの逸話がおますんや。
橋桁のパネルの調整で工事の遅れも無く、完了したそうですわ。
(明石海峡大橋 小雨に煙る姿)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/55/a4fe1e8b9dc4a883c5877b06645b5cac.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/83/a97701a3f4ac631d590b6ab162a94f21.jpg)
最後に小雨が降らなきゃ、「明石海峡大橋」の舞子側にある
「舞子海上プロムナード」の方へ回りたかったんですわ。
「明石海峡大橋」の橋桁の下に150mぐらいの遊歩道と
展望ラウンジが、海上が眺められるように成っているとか。
天気の良い日に、改めて再度訪問するとして引き揚げまひょ。
次回は司馬遼太郎記念館へ行ってきましたので
その画像などを紹介しまひょ。
ほんなら、これで、さいなら~🎵
夕方の呑み会まで時間がおましたんですわ。
舞子駅からJR山陽本線か、それとも山陽電鉄の
阪神梅田乗り入れの、どっちでも約1時間あれば
大阪駅まで十分に戻れる。
(JR舞子駅 駅名標)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/e5/6374cb819609c9193dfbe67813eefc08.jpg)
(JR舞子駅 ホーム)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/86/1cc5aef4ff7372136797657fab7cb751.jpg)
JR舞子駅の改札を出たら、そこは舞子公園でっせ。
世界一の吊り橋「明石海峡大橋」が目の前に見えまぁ。
(陸橋から 舞子公園の案内標識)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/c1/59be2aa22e00361bfaf6fb0c06bdd5e8.jpg)
高速バスやマイカーで「明石海峡大橋」は何度か渡り
淡路島や四国に出かけてるし、お馴染みなんだけどな~
不思議と、舞子の浜辺から眺める機会がおまへんでした。
そんな訳で、海が観たい気分も有り、やって来ましたんや。
(明石海峡大橋)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/b2/64b7f573172f988a7a30ff7ccd077fdc.jpg)
(明石海峡大橋を背景に 自分撮り)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/45/84a568dd0d2579512bc14a0cb1bec3b6.jpg)
(舞子公園内の 案内標識)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/8d/d87e50abbb13809ccc363ca9d4652bd6.jpg)
(橋の科学館の全景)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/e3/a014a5a4032763886cf6ceaa84a1df21.jpg)
生憎と小雨がパラついてきましたがな。
雨を避けて、科学館の見学でもしまひょ。
(橋の科学館 自動販売機)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/1f/b2376b09fbef7904e793e955c3fcdb9e.jpg)
シルバー割引があるそうです ラッキー!
大人 310円 ⇒ シルバー 200円
(橋の科学館 入場券)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/7d/5c8a9d4ddd7b8c1014037d03ea785cc6.jpg)
(橋の科学館 見学パンフレット)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/3e/5c19b144135f6ebe8facb2cc11f14b46.jpg)
ここからは、明石海峡大橋の画像と科学館の展示説明を
合わせて、鉄ちゃん爺やの独断と偏見で続けていきまっさ。
(明石海峡の 浮標=ふひょう)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/d5/d5c1b0e916d7f7b850da0a7485ccc231.jpg)
(明石海峡 潮流の説明書き)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/5d/f26ec5752ebbde975f27c1b2fd7683aa.jpg)
(主な海峡の 船舶航行隻数)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/6f/46dca71d83f3dd60d684046bd57a9ef9.jpg)
「明石海峡」は大阪湾と播磨灘の海峡で狭い処は幅が約4km
特に潮流が速く、最大で秒速4.5m(9ノット)にもなりまぁ。
鯛やイカナゴの漁場でもあり、瀬戸内海と大阪や神戸を結ぶ航路で
1日約1400隻もの船舶が通過する日本屈指の海峡なんですわ。
昔から海難事故が多発する、魔の海峡として恐れられたんでっせ。
(明石海峡大橋 絵図面)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/6e/69c90cea9a2dedb2cb96d1acafa6940f.jpg)
下の方が施工された「明石海峡大橋」で全長が3991mおます。
吊り橋は、塔と塔の距離=長大支間長と呼ばれるんだって。
この長さで吊り橋の長さを比較するんだって。
「明石海峡大橋」は中央の主塔と主塔の距離が1991m。
現在もギネス認定の、世界一長い吊り橋とされてますんや。
因みに第2位は中国の西候門大橋で2009年に完成し
吊り橋の長さが1650mとなってるようですわ。
(ギネス認定書)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/53/552f6320ff55d76e8ef93c2c5f52abe1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/dd/4f02e1f11cbbf9318d873161bc96418b.jpg)
ギネス認定書が二つ飾られてますが、もう一つは主塔の高さが
298.3mでこれも世界一の橋の高さなんだって。
海面からの高さが、あの横浜のランドマークタワーよりも高い!
(明石海峡大橋 主塔の基礎部分=鋼ケーソン)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/15/8505c3ed4e50a1538e3c6fffa5804e0d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/5e/e2aa830b7213bee81a9ecdb45972d495.jpg)
(建設時の 鋼ケーソン沈下工事の画像)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/3c/a597cec1f0b8b77f0b218cbb17da021f.jpg)
(甲子園球場と比較した 鋼ケーソンの図)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/51/b8dd37aaa12fcb56a37dca79aeccaf6d.jpg)
明石海峡の海面下約60mから掘削して、岩盤に到達したのが
海面下約90mで、そこに甲子園球場に匹敵する直径120mの
穴を掘って、そこに鋼ケーソンを沈下させ固定したんだって。
ケーソンとは鋼鉄で作られた大きな箱のような物だと考えてね。
(明石海峡 海底の砂岩層)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/f8/c65fa888c1b303ee1e57cd019043a9c5.jpg)
(明石海峡 花崗岩の海底岩盤)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/67/86d55689b0e2a3a9d417d3bf7e13fe85.jpg)
簡単な工事かと思いきや、潮流の早い明石海峡では難しくて
誤差5cm以内に固定するのは高度な技術が要求されたとか。
この鋼ケーソンも三重県の造船所で造られてから、曳き船が
前後6隻の都合12隻で、紀伊半島を回って8日がかりで
明石海峡まで曳航してきたと説明されてまぁ。
直径が約80m・高さが約70mの円柱形の物だったとか。
明石海峡を越えて小豆島付近で、トライアルまで試行してから
潮流の止まる約2時間を利用して2日がかりで沈下成功だって。
海水の中でセメントは、普通は固まらないそうですわ。
そこで考えだされたのが特殊なコンクリートなんだって。
(水中 不分離性コンクリート)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/e2/630f8b466554c26105519d6441bcf5ef.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/e8/aec24a772627e0aca62f1447ed72cd90.jpg)
明石海峡では潮流が速いので鋼ケーソンの周りが洗掘と呼ぶ
基礎を傾けたり掘り返す現象が起きるので、周りにワイヤーの
ネットで作った袋に岩石を入れて、10mぐらいの幅で
鋼ケーソンの周囲を保護して洗掘を防いでいるようでっせ。
(主塔の説明図)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/bf/d13dd6685f0cfc2bdaec9e5d8af3c8a6.jpg)
次は吊り橋のメインケーブルのお話でっせ。
「明石海峡大橋の」メインケーブルは片側1本で約6.5万トンもの
荷重を支える為に、特殊な構造で作られてるそうですわ。
(メインケーブルの ストランドの模型)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/03/a4eb67ecfb81953de823bb7f7d0cf686.jpg)
画像では分かりずらいかもしれまへんが、正六角形のストランドに
127本のワイヤーが詰められているそうですわ。
このストランドを290本集めてメインケーブルが完成なんだって。
だからメインケーブルは36830本のワイヤーで出来てる訳だね。
(メインメーブル 模型)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/28/36c43ae14b4761e2e22fb8c9226f05a5.jpg)
実際の大きさを科学館の外の実物展示品で紹介しまひょ。
合わせて鉄ちゃん爺やと、実物大の模型との比較もでっせ。
(メインケーブル 実物品)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/42/65d2b92b5f21315bfd3570800f9e8791.jpg)
(メインケーブル 実物大模型と自分撮り)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/27/b77cbe78d4313f05afa2e4dde2b49fb1.jpg)
問題は主塔が2本有って、それを両岸から引っ張って支える
そんな設備が必要だと理解が出来まっしゃろ。
それをアンカーレイジと呼ぶのを、ご存じかしら?
(神戸側のアンカーレイジ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/50/e0ffa63ff80e3dddc4691a8d270c9135.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/e5/62075712fa67993177480dbff5f86fb0.jpg)
この神戸側は地盤が柔らかいので、地下約52mまで掘り下げて
コンクリートで地上まで固めて完成したようでっせ。
その内部はメインケーブルを引っ張る仕組みになってるようですわ。
(アンカーレイジの 内部)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/92/4b670046d2af8df25e8b96611a9dde21.jpg)
「明石海峡大橋」は1986年(昭和63年)に起工してから
1998年(平成10年)に完成するまで約11年を費やしてまぁ。
橋の総工事費用は約5000億円とか言われてましたかな。
実は工事中に、阪神淡路大震災が発生しましたんや。
1995年(平成7年)1月17日の事でしたがな。
主塔の二つが完成しメインロープの仮設工事中だったとか。
明石海峡の岩盤が淡路側の主塔とアンカーレイジで約30cm
神戸側のアンカーレイジと主塔で約72cmも動いたんだって。
地下の岩盤が動いた関係で主塔やアンカーレイジには幸いにも
被害がなくて工事は続行されたんですが、橋の長さが1mだけ。
計画よりも長くなってしまったので完成した「明石海峡大橋」は
3990m ⇒ 3991mになったとの逸話がおますんや。
橋桁のパネルの調整で工事の遅れも無く、完了したそうですわ。
(明石海峡大橋 小雨に煙る姿)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/55/a4fe1e8b9dc4a883c5877b06645b5cac.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/83/a97701a3f4ac631d590b6ab162a94f21.jpg)
最後に小雨が降らなきゃ、「明石海峡大橋」の舞子側にある
「舞子海上プロムナード」の方へ回りたかったんですわ。
「明石海峡大橋」の橋桁の下に150mぐらいの遊歩道と
展望ラウンジが、海上が眺められるように成っているとか。
天気の良い日に、改めて再度訪問するとして引き揚げまひょ。
次回は司馬遼太郎記念館へ行ってきましたので
その画像などを紹介しまひょ。
ほんなら、これで、さいなら~🎵
昔の人も考えられなかったでしょうね~
橋桁もある程度作ってから
船にて曳いて来るんでしょうかね~
兎に角、高い場所が苦手なもので
橋に通っている列車にも乗れないかもしれません。
早速に教えて頂き(^人^)感謝♪です。
検索してみましたが~✌
三重県でそれ一筋に作り続けてるところが有りました(⌒∇⌒)
未だ一般には出回って無いようですね('◇')ゞ
(人''▽`)ありがとう☆ございました。
大阪に居るころは、月に1度は明石まで仕事で
行ってましたが、名古屋に来てからは大阪より西に行った事が有りませんね。
しかし凄い工事だったようですね。
人の力は無限のよう
一度はの夢は有るのですが、果たせぬ夢で終わって
しまいそうです、残念ですが
最終的には自動車専用の橋になりました。
明石海峡大橋の橋梁は50m~200mに分割して
台車の船に乗せて現場で大きなクレーンで持ち上げて
順番にジョイントして完成させましたね。
鉄道で四国と本州が繋がっているのは瀬戸大橋のみなんですよ。
トラックやバスなどの物流や流通は神戸や大阪に近い
明石海峡大橋が大半を占めていますけど。
明日の雨が止んだら本格的な寒さがやってくるとか
体調の維持には、ご注意くださいませ。
すぐ側で見たら、やはり凄い橋だと感心しました。
世界一の吊り橋の記録を20年が経過しても破る
ことが出来ないとは、日本の誇る技術のようですね。
当分は世界一の記録が続きそうですとの事。
て図鑑か何かに湾岸道路?と伴に載ってました。
それから余り余る歳月経て完成。
明石海峡大橋壮大な工事だったんですね。
世界一の吊り橋日本の技術世界に誇れますね。
今週もよろしくお願いします。
今ロシアとの間で北方領土返還の話が進んでいるのかどうか、知りませんが、
北海道から島まで橋を架ける様な計画があるらしく、
話題になっていますが、
これも実際には大変な工事になるのでしょうね。
「いつか通ることがあればいいなあ」と思いますが、埼玉からではちょっと遠すぎますね。
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司馬遼太郎記念館には夫と行ったことがあります。
司馬遼太郎のファンである夫は、探していた本を記念館で買うことが出来、とても嬉しそうにしていたのが、懐かしく思い出されます。
ところで、黒田さんはなぜ安藤忠雄氏が嫌いなのですか?
お身体にご自愛下さい コメント有難う御座いました