鉄ちゃん爺やの 独り言

鉄ちゃん爺やは大阪に住んでますので
画像で隠れた関西の名所も紹介します。

伊那谷を巡る旅  JR飯田線で縦断

2020-07-20 19:10:52 | 鉄道
大阪府も新型コロナウイルス感染者が急速に増えてまんねん!

7月15日が61人 7月16日が66人 7月17日が53人 7月18日が86人

7月19日が89人 7月20日が49人 7月21日が72人 7月22日が121人

大阪府で7月22日の感染者が遂に過去最多を記録!

大阪市内の通天閣と吹田市の万博公園にある太陽の塔が7月12日から
黄色に点灯され、大阪府民に強く警戒を呼び掛けてるんですわ。

(大阪モデル  黄色信号点灯) 


「Go To トラベル」とかで世の中が騒がしいでっけど、鉄ちゃん爺やのは
机上でのトラベルでっさかいに、新型コロナウイルスに感染しまへんわな。

ほな~ JR中央本線の岡谷駅からスタートしまひょ。

画像は2009年(平成21年)4月に撮影した物なんで、ご容赦くださいね。

(JR中央本線 岡谷駅名標)


JR飯田線は本来は二つ先のJR辰野駅から始まるんでっけど運行上では
JR岡谷駅と一部がJR上諏訪駅を始発として現在も運転されてますんや。

(JR岡谷駅構内の 喫煙コーナー)


この頃は禁煙をする直前でしたので、ここでタバコ休憩をしましたんですわ。

最近は何処の駅も禁煙になり喫煙コーナーが見れなくなりましたな。

(119系 JR飯田線の電車) (2012年3月で全車両が引退)




JR飯田線は何せJR辰野駅からJR豊橋駅まで195.7kmしかないのに
駅の数が94もあって、しかも山岳路線でスピードを出せないんですわ。

大きなカーブやキツイ勾配もあり最高速度も85kmに制限されてまんねん。

そんな訳で国鉄時代に119系という加速減速に重点を置いた専用の電車を
約60両ばかり投入して、民営化後はJR東海が引き継いだそうでんな。

ほとんどが廃車されて福井市の「えちぜん鉄道」に12両ばかりが譲渡され
現在も塗装は変わったそうでっけど、元気に働いているそうでっせ。

(天竜川の源流近くを 通過中)


天竜川の源流は岡谷市の諏訪湖にある釜口水門で標高が約759mに成りまぁ。

伊那谷を南へ流れて浜松市の東側で太平洋の遠州灘に注いでいるそうでんな。

(天竜川の流れに沿って 伊那谷を南下)


鉄ちゃん爺やが乗った544M列車はJR上諏訪駅を9:22に発車し途中の
JR岡谷駅を9;45に通過し、何とJR豊橋駅に16;16に到着するらしいでっせ。

鉄道マニアには良く知られた在来線の普通電車で最長時間を走るだとかで
何と6時間54分も掛けて約222kmを走る鈍行列車なんだって。

鉄ちゃん爺やも乗った時は何も考えず、帰阪してから気が付きましたんや。

JR辰野駅でJR東日本さんとJR東海さんの乗務員が交代されましたで。

天竜川は左手に変わって暫くはJR飯田線からは見えなくなりますんや。

その代わり右手に中央アルプスが左手に南アルプスが見えてきまぁ。

(JR飯田線 駒ヶ根駅名標)


(JR飯田線 駒ヶ根駅舎)


ここで途中下車して光前寺と駒ケ根ロープウエーに乗りまひょかな。

計画ではロープウエーに乗ってから戻る途中で光前寺へと考えてましたんや。

所が昨夜に春の嵐が有って小さい雪崩でロープエーが運転休止だとか。

それで先に光前寺へ向かうことにしてバスの乗務員さんにロープウエーが
復旧したら携帯に連絡をお願いして、光前寺に向かいましたんや。

(長野県駒ケ根市の マンホールの蓋)


(南アルプスの 残雪の峰々)




路線バスを降りて脇道を1kmほど歩くと山門が見えてきましたで。

ここは1992年(平成4年)5月に悪友たちと一度だけ訪れた事がおますんや。

珍しい「光苔」が見られる信濃五山の一つ天台宗の別格本山でしたかな。

(駒ケ根市 光前寺の仁王門)




枝垂れ桜が有名なんですが4月2日なので信州では桜は少し早すぎた感じでんな。

前回に昼食をした門前の蕎麦屋さんも季節外れでお休みとは残念の限り。

(光苔の見られる 光前寺の参道)




光苔は冬場は枯れてしまうんだと初めて知ったような次第。

前回は5月下旬で微かに光っているのを見た記憶がおますんやけど。

(光前寺 本堂)


(光前寺 三重塔)




(霊犬 早太郎の墓)


村の娘の身代わりに成って化け物と戦い亡くなったとの伝説があるんだって。

この犬の生まれた静岡県磐田市と駒ケ根市は、そんな訳で姉妹都市に成ってるんだって。

(花より だんごの 幟)


丁度境内を写していたら携帯が鳴り、先ほどのバスの乗務員さんからTEL
ロープウエーが復旧したとのこと、次のバスは35分後にバス停に着きますよだって。

(駒ケ根市の 駐車場)


此処から先は自然保護により一般車両は入れないそうで車をここに置き
路線バスに乗りかえることに成っていると、前回に来た時に確認済み。

前回はそんな訳でロープウエーを諦めて光前寺に急遽変更し昼食でした。

(駒ケ根バスで ロープウエー駅前へ)








ロープウエーの駐車場は関係者のみで一般や観光バスは入れません。

ここからは鉄ちゃん爺やも初めてのコースになりますんや。

(駒ケ根ロープウエーの駅舎)








話には聞いてましたが凄いロープウエーで驚きましたで。

標高2600mまで一気に登って行きまんがな。

(駒ケ根ロープウエー 車内から撮影)






(駒ケ根ロープウエー 標高2531m地点を通過中)


(係員さんが二人で 雪崩の雪を除雪中)


ここが春の嵐で雪崩が発生しロープウエーが運行できなくなった場所らしい。

係り員さんが安全を確保する為に今も除雪作業をされているようですわ。

(駒ケ岳ロープウエー 千畳敷駅) (標高2612m)


(日本一高い駅 千畳敷駅で記念撮影)


交通機関で日本一の高い所にある駅が駒ケ岳ロープウエーの千畳敷駅になりまっせ。

第二位が立山黒部アルペンルートの室堂駅で標高が2450mだったはず。

(千畳敷カールにて撮影)


まだ冬の千畳敷カールですが6月頃には高山植物が咲き乱れ周りは
遊歩道で観光客が大勢押し掛ける人気の千畳敷カールですよ。

現在はまだ深い雪に覆われて遊歩道なんかは埋もれてわかりまへんで。



(千畳敷駅 構内の温度計 氷点下4度)


気温は室内で4月2日なのに氷点下4度を示していますね。

寒くて室外では10分ぐらいしか歩けませんでしたよ。

(寒いので ホットコーヒで小休止)




(中央アルプス 宝剣岳 標高2931m)






千畳敷カールからは300mぐらいの標高差ですが険しい山ですよ。

裏側には木曽駒ケ岳(標高2956m)が聳え登山者でも初心者なら
夏場でも入山が規制される危険な箇所があるとか聞きましたで。

(遥か彼方には 南アルプスの山々が)


なだらかな中央から右手が間ノ岳で標高が3190mで日本第三位の高山で
数年前に標高が修正されて北アルプスの奥穂高岳と同じ高さになったっとか。

中央の一番高く見える山が北岳で標高が3192mのはず。
ご存じの通り富士山に次ぐ日本第二位の高山ですよね。

肉眼では富士山が薄っすらと右端に見えてますが画像では?

小さくて富士山には見えないかもしれまへんな。

日本で一位の富士山から二位の北岳それに三位の間ノ岳と
三つが同時に見えるとは、ここ千畳敷駅ならではの絶景かも?

(中央アルプス 空木岳&南駒ヶ岳を ズームアップ)




この日は長野県の飯田市に宿泊の予定でしたので次のロープウエーの
時刻で下山することにしました、夏場の6月頃にもう一度登りたいですな。

標高2600mですがスニカーで十分な千畳敷カールなんですよ。

(戻りの路線バスの 車内から撮影)


遠くに残雪の南アルプスが見える、もう暫く眺めて居たい心境でした。

伊那谷は交通が不便だけど、景色は木曽谷より、こちらの方が優れている感じ。

(JR飯田線 駒ヶ根駅の 観光用標識)


(JR飯田線 119系普通電車)




(JR飯田線 飯島駅舎)


JR飯田線は伊那谷の河岸段丘の上を走ってますので川を超える際は
大きく山側に迂回してから鉄橋を渡り再び元の位置に戻りますかな。

(JR飯田線 大きく河岸段丘を迂回中)








鉄ちゃん爺やはJR飯田線には4~5回ばかり往復で乗ったことがおますんや。

時間は掛かりますが残雪のアルプスを眺める旅は、見飽きることが無いんですよ。

(右手には中央アルプスの 空木岳?)






(左手には南アルプスが)






(長野県飯田市の マンホールの蓋)




この日は飯田市のホテルに早めに到着しましたので、一風呂浴びた後に
近くの居酒屋で夕食としましたんや、ここは飯田バスターミナルの近くでした。

(飯田市の 居酒屋で)




(伊那の名物 馬刺しです)


馬刺しと言えば熊本県と、ここ長野県の伊那地方になりますかな。

この馬刺しは特別に取り寄せて貰った特製で確か2000円ぐらいでしたかな?

ここまで来て鉄ちゃん爺やのPCのファイルが一部だけ欠けているのを発見。

本当はJR飯田駅から先は山が迫ってきて天竜川との複雑な地形を走りますよ。

(天竜峡 川下りの船乗り場を通過)


何せJR飯田線って、これから先はモグラ鉄道のような感じになりますんや。

JR辰野駅からJR飯田駅まではトンネルは1個だけで殆どが河岸段丘を
走りますが、JR天竜峡駅を過ぎると山また山をトンネルで通過します。

在来線ではJR山陰本線(トンネル数176)に次ぐ第二位がJR飯田線で
138個のトンネルの内、137個が連続してますのでウンザリしますよ。

(トンネルの合間に 天竜川の流れが右手に)




(JR飯田線 平岡駅名標)


令和2年7月豪雨でここから先は現在も不通になっているそうですよ。

この辺りは数年に一度は不通になる、鉄道会社泣かせの難所でもありますかな。

JR飯田線はここから先は秘境のような山間部を通過していきます。

(JR飯田線 小和田駅舎)


皇后陛下のお生まれの実家と同じ駅名だとかで一時は人気になったとか。

でも~ この駅で下車したら次の電車までは2~3時間待ちで周囲は何もなし。

天竜川にも降りられず、近くには村落も全くない秘境なんですよ。

有るのは「長野・静岡・愛知 三県の境界」を示す標識のみ。

この標識をデジカメで撮影したんですがファイルが消滅してまんがな。

(渡らずの鉄橋を通過中))


鉄道マニアには良く知られた面白い鉄橋ですよ、普通の鉄橋は対岸に渡るんですが
川の途中まで行って元の岸に戻ってくるのが不思議なんですよね。

計画では対岸に渡る予定だったそうですが、地盤が悪くて対岸に渡れずに
半分まで川を渡りかけてから元の岸に戻ってしまう形になったそうですわ。

(JR飯田線 東栄駅舎)


まるで鬼の顔をしたようなユニークな駅舎でJR飯田線でも人気の駅舎ですかな。

ここは既に愛知県に入ってきましたので、終点のJR豊橋駅まではもう少しですね。

(愛知県豊橋市 マンホールの蓋)


(JR豊橋駅舎)


後半の部分がPCの画像ファイル消滅で中途半端になりまして、ご免なさい。

本当は秘境の駅や風景を紹介したかったんですが竜頭蛇尾に終わりましたね。

それでは、信州を巡る旅は、今回でお仕舞にさせて頂きます。

ほんなら~ これで、さいなら~



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信州を巡る旅  諏訪の御柱祭  平成22年度

2020-07-12 19:08:45 | 旅行
今回は平成22年(2010年)の諏訪大社の御柱祭でおます。

今から思えば東日本大震災の一年前で民主党政権の時代でしたかな。

諏訪大社の御柱祭は寅の年と申の年の7年に一度の大祭なんですよ。

お祭りの年を含めて7年で、実際は6年に一度という事になりまぁ。

次回は令和4年(2022年)4月に実施されるそうですわ。

(平成26年度 御柱祭のポスター)


(御柱祭で使用される元網) 


諏訪大社は上社(前宮・本宮)の二社と、下社(春宮・秋宮)の二社
合わせて四社の社殿を囲む4本の柱を建て替える重要なお祭りでっせ。

だから上社の8本と下社の8本で合計16本の柱を曳航しますんや。

上社は4月2日~4日まで、下社は4月8日~10日に行われるとか。

鉄ちゃん爺やが見学したのは上社の御柱祭りで平成22年4月2日に
八ヶ岳の中腹にある諏訪大社の社有淋から樹齢約300年の樅の木を
切り出して「山出し」と呼ぶ人力による曳航でスタートしますんや。

初日は八ヶ岳からこの木落とし公園の手前まで曳航してくるんだって。

茅野市の木落とし公園の傾斜26度・全長32mの坂を氏子を乗せて
滑り落とす勇壮な神事が「山出し」二日目と三日目なんですよ。

(上社・前宮一之御柱 木落としの風景)












(背景の山が 八ヶ岳です)




「木落とし」で有名なのは下社の方で傾斜35度・全長100mの
危険なようにも見える神事がテレビでも放映されますかな。

時には死者も出るらしいそうで、諏訪の男衆は誇りをもって
御柱に乗り込んで「木落とし」に参加するんだそうですわ。

上社の「木落とし」は坂も短くて迫力も少し劣るかもしれまへん。

この画像も綺麗に「木落とし」が出来たのかは分かりまへんでした。

でも~ 予行演習などは無いので観光客や地元の方の拍手と歓声は
よくやったとの、力強い声援がこもっていましたな。

「めどでこ」をV字型に飾った上社の方が画像写りでは優れてるかも。

下社の方は御柱にまたがって滑り下りるだけなんですよ。

(小休止中の 前宮一之御柱)








「木落とし」を終えた御柱は次の難所である宮川に向いますんや。

この日は本宮一之御柱を先頭に四本の御柱が続くような感じでした。

(宮川の川越しを 見守る観光客)


下社にはない「川越し」の神事は八ヶ岳から切り出してきた
ご神木を宮川の水で清めるというような感じかもしれまへん。

特設の観覧席もおましたが拝観料が高くて、それも1回ごとに
観客を総入れ替えするようで、川岸から見学することにしました。

(川越しを前に 待機中の御柱)






前宮一之御柱を追い抜いて鉄ちゃん爺やは宮川の対岸に向かいましたんや。

先頭を行くのは本宮一之の御柱で長さも重さも最大のものなんだって。

この御柱は周囲が3mで長さが16mもあり重量は約12トンだとか。

二之御柱から以下は五尺づつ短く切るらしく重量も軽くなりますんや。

(本宮一之御柱 宮川の川越しへ)














この「めどでこ」の最上段に登る人がこの村を代表する大人だとか。

経験と技術で神事を統率する力量も試されるが、御柱祭の花形ですかな。

8本の御柱は上社でくじ引きにより1番から8番までが決まるんだとか。

旧の18カ村が8地区に分かれて対抗試合のような感じもしまんな。

なんでも本宮一之御柱を引き当てた村は、特に力が入るそうですわ。

下社の方は昔から1番から8番までの順番が決まっているんだって。

(本宮一之御柱の 川越しを撮影)








宮川に着水した御柱をこんどは元綱を曳いて対岸に引き上げますんや。

受け持ちの村の氏子が全員で御柱休みのお屋敷に曳き上げるようでんな。

この際は幼い子供さんも綱を曳く神事に参加されてましたで。

(本宮一之御柱 川越しの風景)
















宮川の対岸に引き上げられた御柱は約1か月間ここに置かれて
5月3日からの「里曳き」により諏訪大社に向かうんだそうです。

上社の「里曳き」は5月3日から5月5日に決まったそうですわ。

この「里曳き」には騎馬隊の行列なども見られるんだって。

ちなみに下社の「里曳き」は5月14日から5月16日だそうです。

そして6月15日には宝殿遷座祭が催されて終るんだそうですよ。

ここから諏訪大社の上社の本宮までは約2.5kmぐらいなんだって。

次の川越しの前に徒歩で諏訪大社の上社へお参りしましたんや。

(諏訪大社 上社・本宮)




(諏訪大社 上社・本宮の 拝殿前にて)




(諏訪大社 上社・本宮 一之御柱)


この御柱は平成16年度の御柱祭で建て替えられた柱でんな。

御柱は凄く大きくて感動しますが拝殿は期待したよりも小ぶりで
ご神体は裏のお山だそうで本殿が無いのが諏訪大社の特徴だとか。

ご朱印帳を持ってませんでしたので来年ぐらいにもう一度参詣かも?

ここは信濃の国の一之宮だそうですが、四つの神社は離れていて
レンターサイクルかもしくはタクシー利用に成りますかな。

(夕闇迫る宮川で 川越しを撮影)






日本陸軍の進軍ラッパが吹かれてお祭りは最高潮になりますよ。

突撃ラッパが聞えても不思議と違和感を覚えないですね。

御柱祭は日本三大奇祭とも言われているそうでんな。

富士吉田の火祭りと他の一つは何処だったかしら?





(本宮二之御柱 宮川を渡御)













諏訪地方の方は子供さんも総出で御柱祭に参加されるそうですわ。

画像に写った男の子も令和4年の御柱祭には成人に達する年齢かも?

「めどでこ」に登るのはまだ無理かもしれないが、
元網を曳いて、御柱の曳航に参加されるんでしょうな。















御柱祭にお越しくださいと教えていただいたKさんの村の御柱も夕暮れに
宮川を無事に渡り終えたようでホテルへ戻ることにしました。

宮川はこの時期でも雪解け水で0度ぐらいで凄く冷たいんだとか。

この日は「山出し」の二日目で4本の御柱が無事にお休み屋敷に到着。

残る4本が「山出し」三日目で同じように「木落とし」から
「川越し」を経て無事に終了した頃は夜の8時ごろに成ったようです。

(御柱のお休み屋敷で)




この穴に「めどでこ」を差し入れて曳航してきたようでんな。

この部分は諏訪大社で据え付ける際には地中に埋め込まれるので
穴が開けられていても問題はないとの話でした。

令和3年の春には次回の御柱祭りに参加する樅の大木を
八ヶ岳で8本の選定が行われ、準備が始まるんだそうでっせ。

(諏訪地方の銘酒 真澄)






このお酒は宿泊した茅野市のホテルで2合ほど頂戴しました。

飲みやすい日本酒で柔らかい飲み口の印象でしたよ。

(JR中央線 茅野駅舎)




今回は長くなりますので、これでお仕舞にしまひょ。

次回はJR飯田線で信州の伊那地方を紹介しまひょ。

ほんなら~ これで、さいなら~♪
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信州を巡る旅 JR小海線で八ヶ岳高原を走破する

2020-07-06 19:01:41 | 鉄道
2010年4月.2日の旅行を机上で再現しましたので。

あの日は寒い小雨の降る小諸市のホテルをスタートでした。

信州は4月初旬ならまだ雪が降ることも多いとか。

4月3日からの諏訪大社の御柱祭りに備えての移動日でんな。

(JR小海線 ハイブリットの気動車)


(JR小海線 乙女駅名標) (長野県小諸市)


雨の降る車窓から可愛らしい名前なので撮影。

乙女=おとめ  珍しい駅名でっしゃろ。

一度だけ途中下車したことが有りますが何もない駅前でした。

そうそう小諸市にはこんな記念館もおましたな。

(寅さん記念館) (平成25年から休館)








記念館の館長さんと渥美清さんが昔からのお付き合いで
第二の故郷とか生前には語られていたとか。

(小諸市立 郷土博物館)(平成24年から休館)




福島正則の騎馬隊から伝わって現存する一領の鎧兜だったはず。

小諸藩の牧野家に故あって譲渡されたそうです。

残念ながら両方の記念館や博物館は現在は一般は拝観が出来ないとか。

考えたら休館に成る直前の写真撮影をした訳ですかな。

(小諸市の 鉄ちゃん爺やの定宿)


横道にそれましたがJR小海線の旅に戻りまひょ。

(北陸新幹線 佐久平駅を通過)


(JR小海線から 浅間山を望む)


浅間山が少しづづ遠ざかっていきます、列車は千曲川を右手に
JRの最高地点を目指して進んでいきますんや。

右手に八ヶ岳連峰が遠くに見えてきました。

標高は既に900mに近づいてきたと思いまんねん。

(JR小海線から 八ヶ岳連峰を望む)


(JR小海線 小海駅名標)


(千曲川を右手に 進行中)




標高はこの辺りで1000mを超えていると思いまんねん。

JRで標高が高い駅のベスト10の内で確か9駅がここ
JR小海線に並んでいると思いますんや。

別名で「八ヶ岳高原線」とも呼ばれてますかな。

(JR小海線 車窓から撮影)




信濃川上駅の先でトンネルを抜けると一気に視界が開け
ここは高原野菜で有名な長野県南牧村に入ってきましたよ。

まもなくJRの駅で標高が一番高い野辺山駅に着きますかな。

(八ヶ岳の 赤岳?)


右側には雄大な八ヶ岳の山並みが見えるんでっせ。

標高が2800mぐらいの山々でしたかな。

(JR野辺山駅の 最高地点駅の標識)


(JR小海線 野辺山駅名標)




(JR小海線 野辺山駅駅舎)(長野県南佐久郡南牧村)


野辺山駅   1345m    清里駅  1275m  

甲斐大泉駅  1158m  信濃川上駅  1135m

佐久広瀬駅  1073m  甲斐小泉駅  1044m

佐久海ノ口駅 1039m    海尻駅  1034m

松原湖駅    967m   富士見駅   955m

最後の富士見駅だけが中央本線で残りは全てJR小海線ですよ。

何故か海のない長野県なのに「海」の付く駅名がここにも三つ?

この1年前にOCNカフェ時代の Kさんにドライブで
もう一つの鉄道最高地点へ案内して貰いましたんや。

JR野辺山駅とJR清里駅の中間地点ぐらいの場所ですね。

(八ヶ岳のドライブウエーから 撮影)


(JR鉄道最高地点の標識) (標高1575m)




鉄ちゃん爺やが立っている踏切りの後ろ側に降った雨は右側の
谷へ流れてから北へ向きを変えて千曲川に流れ込みますよ。

千曲川は信濃川となり越後平野から日本海に注ぎますよね。

逆に踏み切りから手前に降った雨は同じく右側に流れてから
南へ向きを変えて釜無川から富士川へ流れ太平洋に入ります。

ここが誰でも楽に来られる分水嶺になつているんですよ。

それじゃ続けてJR小海線の旅に戻りまひょ。

(JR小海線の 先頭車両から撮影)


(JR野辺山駅での ツアー客)


この野辺山駅から一駅だけですが清里駅まで普通電車で乗ると言う
ツアーでJR最高地点を通過する旅だとか名付けてますんや。

閑散とした駅なのに観光バスで一瞬だけですが賑わいを見せますかな。

鉄ちゃん爺やも内の奥さんと義兄弟の6人で一度だけ参加しましたで。

平成の10年前後のことだったと記憶しますけど。

(JR小海線 清里駅名標) (山梨県北杜市高根町)




長野県から山梨県に入りましたね、JRのナンバー2の駅になりまぁ。

標高1274mのここから一気に下りに入りますんや。

(JR小海線 小淵沢駅手前の大カーブ)




画像では分かりずらいですが左へカーブしながら標高1000mから
JR小淵沢駅の標高880mへ急降下すると同時に甲斐駒ヶ岳が目の前に。

(甲斐駒ヶ岳を 撮影)




白いのは雪じゃなくて花崗岩の岩肌が目立つ山なんだって。

ここまで下がってきて天気はやっと晴に成って来たようですね。

(JR中央本線 小淵沢駅名標)






この駅で乗り換えてJR中央本線で諏訪地方へ抜けることにしまひょ。

途中で富士見駅を通過しますのでJRの標高の高い駅ベスト10の
全てをクリアしたことに成りますかな。

(八ヶ岳連峰の山並みを JR中央本線の車窓から撮影)




この日は茅野市のホテルに1泊して明日からの御柱祭り備えましたんや。

今日は長くなりましたのでここで打ち切って御柱祭りは次回にしまひょ。

それじゃ~  これで、さいなら~♪

コメント (6)
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