平成28年1月27日、英雄墓地で、「無名戦士の墓」の慰霊碑に供花される天皇、皇后両陛下。
フィリピンで、独裁政権を敷いたマルコス元大統領の遺体が英雄墓地に埋葬されたことに反対するデモが行われ、1000人以上の市民らが集まりました。
マルコス元大統領の遺体は今月18日、故郷の北イロコス州からマニラ首都圏に移され、英雄墓地に埋葬されました。混乱を避けるため、埋葬は直前まで秘密にされ、非公開で短時間のうちに終了しました。25日、埋葬に反対する市民グループや学生団体がデモを行い、1000人以上が集まりました。デモの参加者は「マルコスは独裁者」などと訴え、英雄墓地から遺体を移すよう求めました。埋葬を支持する市民らも集まりましたが、大きな混乱はありませんでした。マルコス氏は1965年から約20年間、大統領の座に就き、経済を発展させる一方で、反政府グループを弾圧するなど長期にわたり独裁体制を敷きました。マルコス氏に対する国民の評価は分かれていて、英雄墓地への埋葬を巡り、国を二分する議論が続いていました。
マルコス元大統領の遺体 英雄墓地に埋葬
@兎に角フィリピンの役人は、その人に尽くすと言う伝統的な派閥人事で成り立っているので、大統領が変われば、当然役人は、全部総入れ替えになります。
例えば、アキノさんに尽くしてきた役人は、ドゥテルテになった時点で全員が辞職します。当然仕事を失いますが、バハラカ(なんとかなるさ)が優先されます。
支持しない奴の下では、働かないと言うのが、フィリピン人のポリシーだそうです。家族は職を失い大変ですが、確かに一理ありますね。