HONK de BONK

鳥の“落し物”が直撃しましたが(泣)鳥には寛容な私です。。。

タスマニア人、サクソバンク入り

2009-10-10 00:20:34 | bike
オーストラリアのタスマニア島出身のリッチー・ポートが、2年契約でサクソバンク入り。

CN: Saxo Bank signs Porte

自転車競技の世界に入ってきてわずか3年でプロツアーチームと契約できるなんてビックリ。今季は、1dayレース、ステージレース共活躍。ベイビージロの第4ステージ(ITT)で優勝。

18歳でトライアスロンを始め、自転車競技は21歳から。だから、オーストラリアのエリートコース、AISからプロ入りじゃないのよね。

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ポートのインタヴュー記事が面白い。言いたいことも言えないタイプじゃない。

CN: Opening doors comes naturally for Porte(←イタリア語でドアの綴りは“porte”なんだそうだ)

2007年にイタリアに渡り、初レースで優勝。しかし、3か月で、カルチャーショックに襲われ、傷心でオーストラリアに帰る。しかし、翌年、イタリアに舞い戻る。1勝して、また帰国。オーストラリアのレースで活躍。またイタリアに戻ってきて、今年は、アンドレア・タフィのチームで大活躍。あっちこっち忙しい選手だ(苦笑)。

AISの育成システムについては、ボロ糞。

圧力鍋(※ 選手にプレッシャーを与えるの意)のような環境で、アンダーの選手を潰してしまう。いちかばちかで、ダメなら使い捨て…、だそうだ。言ってる意味はよく分かるわ。AIS出身の選手は出世しているが、その陰にはモノにならず、辞めていった選手も沢山いるのだと思う。ただ、プレッシャーで潰れるぐらいでは、結局いつかは蹉跌をきたす日が来る。それを見越して、非情な選抜が行われるのではないだろうか。

イタリアではブレット・ランカスターに可愛がってもらっていて、どんだけ世話になっているかを熱く語っている。

野武士系、ナイスキャラの選手登場だ。

(photo: GIROBIO 公式サイトより。アンドレア・タフィ監督[中]とリッチー・ポート[左]@ベイビージロ第4ステージ)

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