Mark Knows All About Mark （マークはマークのことを何でも知っている）

ツアー・ダウンアンダー第1ステージ。カレブ・ユアンの“ちょっとした登り”でタレてゆく姿が、ライヴ・ストリーミングで大写し（悲鳴）。もっと根性出せよー　ツァベル息子はちゃんと前残りしてるよ。プロの引きはそれだけ凄まじいということなんだろうけど。

まあ、グループ・キッテル（約8分遅れ）ではなかったのは、不幸中の幸い？（※ユアンは2分21秒遅れのグループのケツ）

+++

パトリック・ヨンカー曰く。

「ユアンは神童。脚質は違うが、エディ・メルクスの再来」

マーク・レンショー曰く。

「ここ数年のユアンを見てきた。彼には天賦の才が備わっている。マーク・カヴェンディッシュと体格は似ているが、カヴより登れる。一瞬のキレならカヴだが、ユアンは万能だ」

レンショーはグリーンエッジのフロントが、ユアンを大切に育ててくれることを願っている。煌くようなU23の才能が、プロの世界で破綻するのを見てきたからこそ。もはや親心？（苦笑）

「いろんなことを言う人がいるだろう。でも俺は、世界一のスプリンターへの道のりは、長いものだということを覚えておいてほしいんだ」

そしてレンショーは、カヴもユアンも向こうっ気が強いタイプと認定した上で、早くもカヴを挑発している。それはチーム・トレキャンで同室だった時…。

レンショー: 「お前よりすごい坊やが出てきたんだぜ」
カヴ: 「そいつは幾つなんだ？」
レンショー: 「18歳だよ」（※ 現在、19歳）
カヴ: 「僕は18の時はすでにツールで3勝してたけどね！」

※ ウソつきめ。カヴのツール初優勝は23歳。

更にレンショーは、「今度はカヴを怒らせるつもりだ。『あいつはマーク・カヴェンディッシュなんかより数段上』ってね」と、カヴいじりに余念がない。歪んだ愛よねー（笑）。

レンショーはカヴのことがよく分っている。今どきの褒められて伸びるタイプではなく、腐されて何くそ根性で伸びるタイプだと。

VeloNews.com: Aussie sprinter Caleb Ewan draws comparisons to Cavendish

+++

ビデオは今日のじゃなくて、ピープルズ・チョイス・クラシック（by UniSA）のものですが。。。

2014 Tour Down Under - People's Choice Classic Highlights