HONK de BONK

鳥の“落し物”が直撃しましたが(泣)鳥には寛容な私です。。。

グレゴリー・ボジェ、マイヨ・アルカンシェル剥奪

2012-01-07 21:19:41 | bike
「最初の違反から数えて18ヶ月間に合計3回の居場所情報義務違反があった場合には、ドーピング防止規則違反となり、1~2年間の資格停止となる可能性があります」by 『ドーピング防止ハンドブック』

グレゴリー・ボジェは2011年トラック世界選のスプリントとチームスプリントの金メダルを剥奪され、1年の出場停止の危機に瀕している。

BBC Sport: Jason Kenny named world sprint champion after Bauge ban

【繰り上がり状況】
≪スプリント≫
ボジェ
金 ジェイソン・ケニー
銀 サー・クリス・ホイ
銅 ミカエル・ブルガン

≪チームスプリント≫
フランス(ダルメイダ、ボジェ、シロー)
金 ドイツ(エンダース、レヴィ、ニムケ)
銀イギリス(クランプトン、ホイ、ケニー)
銅 オーストラリア(エリス、グレッツァー、ニブレット)

残念だよ。こういう形でチャンピオンの座を失うのは。しかも、チースプではチームメイトにまで迷惑をかけている。

いかさま師を排除するには、思う以上に厳しいルールが必要。しかし、急用で試合外検査を受けられなかった、うっかりして居場所報告義務を怠ったなど、人間だから“失敗”はあるだろう。そのために、2アウトまでの猶予を与えているのに。もし2回失敗したら、死ぬ気で細心の注意を払って18ヶ月の残りを乗り切らなきゃいけないでしょう。

悪いラスムッセン2号もそうだけど、約束事にルーズな人はこの仕事に向いてないんじゃないかと思える。

ボジェの弁護士のコメントは。。。

  • UCIはドーピングをやっていたといっている訳ではなく、管理義務を怠ったことを問題視している。
  • 3回の内の1回は病気だった。
  • イギリスの陰謀説。

    ドーピングだったのかずぼらだったのかは、本人と神のみぞ知る。3回の内1回は不慮の事態? そのためにこのルールがあるのだ。陰謀説…。世間はそれほどドラマに満ちていない。