HONK de BONK

鳥の“落し物”が直撃しましたが(泣)鳥には寛容な私です。。。

イギリス人の得意なスポーツ

2008-08-25 22:25:13 | bike
この記事を読んで笑ってしまった。

イザ!: 宝くじ効果? 英国が金16個の大活躍

“ボートやセーリング、自転車など座って行う競技をお家芸とする英国”

座ってやるスポーツ(笑)。

この手の話はジョークになっているようで、ガーディアン紙によると、オーストラリア人は“イギリス人は座ってやるスポーツが得意”と揶揄嘲笑する。それは当たってて、実際、イギリス人は生まれついての怠け者で、いつも天気が悪いから、家の中でテレビを見たり、オンラインゲームをしているので、座ってやるスポーツが得意なんだそうだ。

なるほどと思った(思うなよー)。

guardian.co.uk: Baffled by Beijing

カザルテッリの息子とティーンエイジャーの勝者

2008-08-25 17:30:27 | bike
8月16日にイタリアで行われたU23のレース、グラン・プレミオ・カポダルコ(Gran Premio Capodarco)。

優勝はイギリスの19歳、ピーター・ケノー。2位は今年のTOJ南信州ステージを制したオーストラリアのサイモン・クラーク。

スタート前のセレモニーとポディウムに、ファビオ・カザルテッリの忘れ形見、マルコ君が登場した。現在。彼は13歳。ケノーにトロフィーを渡すプレゼンターを務めた。1991年にファビオ・カザルテッリが勝利したこのレースは、彼の死後、ファビオのメモリアルレースとなった。

ciclonews.it: 37° Gran Premio Capodarco (Elite-U23)(←注!すぐ開きます)

マルコ君はビデオの序盤のセレモニー(お母さんの肩を抱いている)と、最後のポディウムに登場する。Nacoさんの3年前の記事(Mas Ciclismo News: 2005.08.16 (Tue)  近年のツール, 一番の惨劇)の時に比べると、当然だが随分とおにいちゃんになっている。おまけにケノーが小柄・童顔なので、どっちが中学生なんだか分からない(苦笑)。彼はどんな気持ちで、自転車選手に囲まれているのだろうか。

+++

GBディベロップメント(ジュニア)からGBチームのアカデミーに今季より昇格したピーター・ケノーは、最初はレースのスピードについていけず苦労したが、じわじわと成長。今年のU23英国チャンピオンの座も手に入れ、名実共にイギリスの若手ホープだ。

ケノーは27人の逃げに入り、その中からケノー、クラーク、ロシア人が抜け出す。

GBのエリングワース監督は、サイモン・クラークが昨年のこのレースの8位、今年が最後のU23なので「ピート(ケノー)!! クラーキー(クラーク)をマークしろ。奴は死ぬほど勝ちたいはずだ」と無線に向かって叫んだ。するとケノーは「わかったよ!! でも僕はもっと勝ちたい!!」とやり返す。

ケノーは三味線を弾き、クラークを油断させる。そして20%の登りでアタックし優勝。

英国チームの北京オリンピックでの活躍も、イタリアで走るU23の連中を奮い立たせた。監督は、スティーヴン・バーク(アカデミーの選手)が個人追い抜きで銅メダルを獲ったとレース中に奥さんから電話連絡を受け、無線でそのことを皆に伝えた。

祝勝会はピザレストランで。シャンパンファイトの特大シャンパン瓶を持ち込んだ。

「こんな大きいシャンパンボトル初めて見たよ。ポディウムで沢山撒いたのに、750mlが2本分+500mlが1本分ぐらい残ってたんだから」と、ケノー。

+++

ウェズリー・サルツバーガーも出場していたが、ビデオで見つけることができなかった(淋)。アンディ・テナントはスタートリストに名があったが、手首を怪我していたので出欠不明。

+++

ショートバージョンのビデオも。こちらはBGM入り。何故かメアリー・J・ブライジ & U2の『ONE』。なんか物悲しい。ケノーがイギリス人だからU2の曲(U2はアイルランドだけどイタリア人にしたら似たようなもんかなー)にしたのかと思ったけど、サルツバーガーの時はマドンナだったりするから意味はないかも。しばしば、イタリア人のポップスやロックのセンスが分からない。そう思うとJスポのセンスは素晴らしい。

ciclonews.it: 37° Gran Premio Capodarco (U23) in onda sulla puntata n°34 dell'ORA DEL CICLISMO(←注!すぐ開きます) ※ BGM入り短縮版

更に、別のところが撮ったビデオ。ケノーのアタックの瞬間や、ゴール前の背中側からの撮影が面白い。

Ciclismo Giovanile: Capodarco straniero: 1° Kennaugh, 2° Clarke, 3° Sokolov(←注!すぐ開きます)

【参考】
Gran Premio Capodarco 公式サイト
スタートリスト

Cycling Weekly: PETE KENNAUGH CELEBRATES BIG ITALIAN WIN
Cycling Weekly: OLYMPIC SUCCESS INSPIRES KENNAUGH TO HUGE WIN IN ITALY
Isle of Man Today: Peter Kennaugh claims massive win in Italy
CN: 37th Gran Premio Capodarco

(photo: L→R: クラーク、ケノー、マルコ・カザルテッリ、ロシアのソコロフ@ビデオ)

素浪人、久しぶりに自転車に乗る

2008-08-25 09:06:06 | T. Dekker&Rabobank
トーマス・デッケル主催のグランフォンド(チャリティレース)が行われた。

【画像サムネイル】
Sportfotografie: GRAN FONDO Thomas Dekker:ALKMAAR

写真を見たいぬたろうが「うむ。ニート感がよく出ている」と感心していた(涙)。

ラボバンクやナショナルチーム以外のジャージ姿を見るのはほぼ初めてかもしれない。

自転車はCanyon(キャニオン)。ユニベットが使っていたドイツの自転車だ。トーマスの個人マネージャーがユニベットの監督だったジャック・ハネグラーフ(Jacques Hanegraaf)氏なので、その繋がりか。コンポはカンパ。シューズはいつものシマノ。サドルはこだわりの白。

グランフォンド前に記者会見があったが、目新しいことは言っていない。

parool.nl: Thomas Dekker: Een stap terug en twee vooruit


(photo: Sportfotografieより)