HONK de BONK

鳥の“落し物”が直撃しましたが(泣)鳥には寛容な私です。。。

イギリスナショナル選手権RRビデオ

2007-08-19 01:32:09 | David Millar&Saunier
映像もなかなかいいし、30分もあるダイジェスト。

2007 British National Championships(←注!すぐ開きます)

まだ半分しか観ていない。まさかすぐには消えないと思うけど急がなきゃ。誰か分からなかったが、“クナーフェン持ち”してた選手がいた。あとでもう一度確認しよう。

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追記: ガッツポーズ、激しすぎw 落車するかと思った。

↑のリンク先以外でもCycling.TVの“Video on demand”から観ることができる(CM多いけど)。

ダニエル・ロイドと仲良く先頭交代しつつ、ランチも恵んでもらったりして、いい二人旅だった。ロイドはゴールスプリントになったら勝つ目はないと分かっていたのだろう。途中、太腿をさすっていたし。1km手前から駆けるがぴったりとマーク。商店街のような細い道でデイヴが仕掛け、そのままフィニッシュラインへ。

欠場だったゲラント・トーマスへ、ミラー先輩からのアドバイス。

「ツールの1週間後、僕は疲れ果て、脚は最悪。君がレースに最初から来なかったのはちょっとなぁ。苦しくて、ヨレヨレで、それでも勝負になった。ゲラントにはこういった感覚がまだ分からないんだろう。経験を重ねたら分かると思うよ」

BCF: British Elite Men's Road Race Championships

その1週間後の悪天候のローカルレースはDNSしたので(表向きはアレルギー)、なんか説得力なくなったけど(苦笑)。

新天地

2007-08-19 01:15:51 | David Millar&Saunier
ロンドン滞在中に入ってきた“ミラー、スリップストリームに移籍か?”のニュースはショックだった。

カムバックの際、事情を慮り、エースとして迎え入れてくれたサウニエルを去ることがいやだった。元ドーパーをバックアップしてくれたことに、とても恩を感じていたから…。

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今年の頭頃からだったか、ミラーは「CSCやTモバイルのアンチドーピングに対する取り組みは素晴らしい。うちのチームはまだ不十分」ということをしばしば発言していた。

そのことについてどう思うか?と質問されたチームメイト達は「ジャネッティはよくやっているんじゃないか」とか「そんな風に言われると僕らがまるで“やってる”みたいじゃない」と当惑気味で、チームやチームメイトとミラーの不協和音は感じなくもなかった。

だから、ドーピング対策を前面に押し出すスリップストリームへ? プロコンチームだとプロツアーレースの出場機会もぐっと減るだろうに。それともアンチドーピングのプロパガンダとして利用したいUCIやビッグレースの主催者と出場の密約ができてるとか? そんな穿った見方しかできなかった。アンチドーピングの桃源郷に逃げ込むんじゃなくて、今所属するチームのスポンサーや監督にドーピング対策の重要性をもっと進言すべきだ、とも思った。

Nacoさんのところで、移籍を決断するに至った事情を知る。

mas ciclismo: 今年のツールを振り返る ● デイヴィッド・ミラーがスリップストリームに移籍する本当の理由:「サウニエルには、まだ薬物を続けている選手がいるから」 by 管理人(2007.8.18)

苛立ちが消えた。

つらい話ではあるが、一選手として手は尽くしたと思う。一連のの発言はチームへの警告であると共に、何とかしようと足掻き苦しんだんだろう。もうええんよ。新天地でのスタートを楽しみにしよう。スリップストリームは英語圏コミュニティの桃源郷でもドリームチームでもなかった。ただ新しい挑戦が始まる。