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チョコレートの悲劇

 昔からチョコレートは好きであった。明治の板チョコの銀紙をそっとむいて切れ目に沿って割るが、だいたい斜めに割れてしまう。少々気温が高くてもやわらかくならなかったから。ひとかけら食べると残りは大事にとっておいたものだ。

 車の中でのおやつも大体チョコレートだった。あるとき、ライオン娘に「チョコばっかりね、クッキーは無いの」と言われ、「クッキーじゃ口の中もごもごするだろーが」と却下、、、するわけにもいかず「きのこの山」とか「たけのこの里」を常備するようになった。妥協の産物ではあったが、悪くない。最近ではポッキーチョコレートまで守備範囲に入ってきてしまった。

 この「きのこの山」と「たけのこの里」だが味が違う。私は断然「たけのこの里」派である。甘さが控えめなのだ。明らかにクッキー部分は塩味だと思う。チョコレートとクッキーのマッチングと言う面では断然「たけのこの里」に軍配を上げる。実際、帝都のセブンイレブンでは「たけのこの里」しか売っていないことが多い。

 それでもクラッカー味の「きのこの山」がいいと言う人もいるから、両方準備しておくと話題が途切れた時、いいきっかけが出来ると思う。両方を半分ずつ入れた「たきのこの山里」というテイスティングセットも商品として面白いと思う。商品化するのなら「たきのこの山里」の商標権を放棄する用意がある。

 他人から貰うならレオニダスのチョコレートがいい。昔は新横浜のプリンスぺぺにも店があったし、横浜シアルにもあったが、両方とも撤退してしまった。ベルギーから毎週空輸されているらしいが、ちびりちびり時間をかけて食べるのであまり意味が無いかもしれない、まあいいか、、、、

 東京マラソンを見に銀座に出たので、レオニダス銀座2丁目店に寄ってお買い物。貰ったチョコレートを何気なくポケットに入れ、すっかり忘れてしまったのが悲劇の始まりだった。3時間後、ポケットの中はチョコレートの洪水。最近のチョコレートはすぐ溶ける。「何か甘い匂いがしてたのよね」とは、早く言えよ。甘いのは脇とマスクだけだ。

 「暑い、熱い、溶けちゃうよー」と叫んでたんだよね、かわいそうに。はるばるベルギーから旅をしてきたのに、ティッシュペーパーでふき取られてゴミ箱へぽい。

「たきのこの山里」:商標登録未検討中


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