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断絶そして百万分の一の奇跡

 [2007年2月17日asahi.com] ポール・ストーキーさんが、北朝鮮に拉致された横田めぐみさんにささげるSong for Megumiを作詞・作曲、CDが日本で21日に発売される。

 以前、仕事中に40歳台前半の小佐野さんと無駄話をしていた時、愕然としたことがある。フォークソング系のジョーン・バエズもPPM(ピーピーエム)も全く知らない、名前すら聞いたことも無いというのだ。洋楽も良く知っている常識人の彼がである。団塊の世代では100%の人が知っていると思うのだけれど。

 まあ20年近く年の差があるということは、団塊の世代が大正時代の流行歌、佐藤千夜子の「東京行進曲」を知っているかと聞かれているようなものだから、当たり前かもしれないが。知らないよね。

 ピーター・ポール・アンド・マリー(PP&M)は、いわゆるフォークグループで、60年代から反戦を訴え、社会性のある曲を次々にリリースしていった。コード進行も歌詞も平易だったので、今でもギターを弾いて歌える、、、、と思う。我々にとってPPMは神様の一人だったのだ。

 世代間のギャップを埋めるためにも、ジョーン・バエズやPPMを聞いてみて欲しい。最近CMに使われたりしているところからみると、そんなに古臭くは感じないと思う。もっとも車の中でフォークソングなんかが流れてくると副操縦士に即座に却下される、眠くなると言うのだ。君にはこの火のようなメッセージが伝わらないのか、嘆かわしい、、、

 その神様の片割れがポール・ストーキーで、彼がいきなりNHKのニュース画面に出てきたときは驚いた。まず頭に浮かんだのは「ああ、PPMのポールが死んじゃったのか、俺たちの青春も死んだのだ」ということだったが、安心したことにはそうではなかった。

 そのうち判ったのが、彼が冒頭の曲を作り、日本に来ているということ。69歳の今でも社会の動きに敏感であることと行動力に心から敬意を表する。「パフ」や「500マイル」のように永遠に歌い継がれていくと良いのだが、、、、


Photo: http://www.allposters.co.jp/-sp/-Posters_i1615936_.htm
めぐみさん救出を願い歌 米PP&Mのストーキーさん(朝日新聞) - goo ニュース


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