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おそうじポコ

 掃除が大好きである。それなら部屋の中は、すみから隅まで、ぴかぴかかと言われると、そんなことは決してない。部屋に掃除機をかけるのは、1週間に一回。普段は窓を全開にし、風が埃を掃きだしてくれるままにしている。これが究極のエコだと思っている。

 では何の掃除をするかというと、電気製品である。この楽しみには色々な要素がある。まず、分解はパズルであるということ。このネジをはずすと、ここがはずれるはずだ。とか、ここの爪がかみ合っているから、こうやって押しながらひねると、、、はずれたとか、これは面白い。

 分解が終わると埃だらけの内部が見えるようになる。あまりにも汚れているので掃除をした後のカタルシスは大きい。まさしく魂が浄化される思いだ。

 たとえば、これがSONYのテレビを掃除する前の写真。埃だらけで今にも煙が出そう。これがぴかぴかになる。

テレビのケースをはずしたところ

 これでは埃は見えないけれど、近寄るとこんなに綿ボコリでいっぱい。

鶴と蛙


 掃除するのは美観と安全の面からだけではなく、性能が向上することもある。たとえば、PCは内部に埃がたまったりして、放熱が悪くなると、自動的にCPUの動作速度を下げて、発熱を減らす仕組みになっている。

 例えば、これがDell社製ノートPC、Inspiron1150のCPUクーラー部の写真。

Dell Inspiron1150 CPUクーラー

 問題ないように見えるけれど、懐中電灯で中をのぞいてみると、ヒートパイプの先のラジエターの入り口が綿ボコリで覆われている。これでは殆どラジエターに風が通らない。

ラジエター部の埃

 これをきれいにするとえらく静かになった。実際、掃除前はブンブンと大きな音をたててファンが回っていたのにCPU温度は60度まで上がっていた。それが掃除後は、かすかな音を立ててゆっくりファンが回っているだけなのに、CPU温度は50度を超えることは無い。そして3000万桁の円周率を計算させると、掃除前124分かかったものが98分になっていたので、2割も性能が向上したことになる。

 ちょっと得意になって、「すごいだろう、こんなになってんだぜ」とPCの中の綿ボコリを見せたら、、、、、「これから毎日、部屋に掃除機をかけた方がいいんじゃないの」とは神の声である。





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