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タイの洪水とNAS入れ替え

 欲しかったSHUREのヘッドホンをもらった。音を柔らかくするためにまずはエージング。itunesに入っている曲を一晩中流したまま寝て、朝起きたらさあ大変。ネットワーク・ファイルサーバーが赤色点灯している。




 我が家ではほとんどのファイルをネットワーク上のストレージに入れている。使用している機器はバッファロー社のLinkstationで、画像やビデオは普通のNASに入れ、一月に一度バックアップストレージに保管する。

 その他のファイル、windowsでいうとc:ドライブに入っているファイルは、RAID1を構成したNAS、LS-WXL/R1に保存しているのだ。このサーバーに異常発生。



 RAID1では同じデータを2台のハードディスクに記録する仕組みになっている。表示ではディスク1に異常発生、交換しろとのことだ。

 交換は簡単で、工具なしに30秒でハードディスクを取り外すことが出来る。入っていたのはWD社のWD10EADSである。5400rpmでプラッタ枚数が3枚の容量1TBのHDD。早速横浜のビックカメラやヨドバシカメラでバルク品を探したら、WD10EALXが13800円。

 あれれ、ITBなんて去年の始め頃4000円くらいだったはずだぞ。

 どうもタイの洪水の影響でハードディスクの価格が高騰しているようだ。最終的に2台とも交換とすると3万円近い出費となる。あきらめて、当分片肺飛行を続けるかと開き直ってヤマダ電機を歩いていたら、お一人様一台限りだがLS-WXL/R1を18800円で売っているではないか。考えるまでも無く即決購入。



 バルクのハードディスクを2台購入するよりはるかに安く買えるというのは、この製品がタイの洪水よりも前に売り出された商品だから、簡単に値上げすることが出来なかったのだろう。

 ちなみに今回購入したLS-WXL/R1で使っているHDDはSeagate社のBarracuda 7200.12。回転数が7200rpmだから、現用機より転送速度が速くなるかもしれない。
 
 勿論この仮設を検証してみる。

Seagate社のBarracuda7200.12のCristalDiskMark


WD社のWD10EADSのCristalDiskMark


 何故か新しく購入した7200rpmのBarracudaのほうは、5400rpmのWD社のWD10EADSより連続アクセスでは半分くらいのスピードしか出ていない。事実は仮説より奇なりとはよく言ったものだ。

 このNASはちょうど2年で壊れたことになる。二年間ほとんど通電しっぱなしだったが、この正月、スキーにでかける際、正月くらい休ましてやろうとシャットダウンしてでかけたのがいけなかったのかもしれない。電源のオンオフ、つまり温度が上がったり下がったりするのが電子機器の寿命に一番よくないという伝説が又証明されてしまったようである。


2012年1月18日追記

楽天ストアの株式会社グッドウィルでSeagate社のST31000528ASを8,480円で売っていたので購入。バッファロー社の手順書どおりにRAID1の再構成を行った。




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