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ダブルカセットデッキの修理、TEAC W585R

 ハードオフにずーっと売れ残っていたTEACのダブルカセットデッキ、W585R。店頭で試験をしてみるが問題なく再生できる。早送りも問題ない。2400円で購入した。

TEAC W585R

 ダブルカセットデッキはずっと敬遠していた。見掛け倒しで音質はそこそこという印象があったからだ。

 ここ何ヶ月かカセットデッキを直している。その際、調整用にテープをコピーすることが多かった。カセットデッキを2台接続してコピーするのだが、ドルビーデコードした音をまたエンコードして録音するのかとか、そもそも余計なアンプが途中にたくさん入りそうだとか、ちょっと納得の行かない作業。そこでひらめいたのがダブルカセットデッキ。きっと最小の経路でコピーしてくれるはず。

 家に持ち帰り、キャプスタンを掃除し機嫌よく動き始めた。

 パイオニアの事例があるのでずーっと回りっぱなしにしてベットに入った。そして朝の3時ころギャーという異音で目が覚めた。再生を始めて4時間で異音を発し始めたのだ。それから異音の発生頻度はどんどん高くなっていき、電源投入ですぐにギャーとなる。TEACのW585Rは電源をいれるとキャプスタンモーターが回りっぱなしになるのだ。

 早速ケースを開けて中を見てみる

TEAC W585R

 PioneerのT-300SRと同じALPSのカセットメカを使っている。

TEAC W585R

 歯間ブラシとCRC556の出番だ。黒化した油を掻き出し、異音の発生は止まった。ただダブルカセットのもう一台のメカよりキャプスタンモーターの発熱が多いようだから完全とは言えないが録音再生には問題がない。

 テープスピードが遅いようなので外付けのトリマーボリュームで調整。

TEAC W585R

 ドライバーを軽く触れるだけでスピードが大きく変わるのでガリになっているかもしれない。接点復活剤で大いに安定化した。



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