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てんとう虫のタンゴ (PG-12)

 春だ。庭中の花がいっせいに咲き始めた。

咲き分けているつつじ



 ところが若葉やつぼみは虫どもの大好物。庭中が虫だらけになる季節でもある。一番ひどいのはバラ。アブラムシがべっとりつく。

バラの蕾についたアブラムシ


 庭にはビワや梅、柿にブルーベリー、レタスに、、、と食べる事ができる植物が沢山あるので、殺虫剤は使えない。毎日筆でアブラムシを落とすことになる。

アブラムシ退治


 そこに現れた心強い助っ人。このシルエットは誰だ。

な、何奴?


 しゃしゃり出たのは、てんとう虫。そう、テントウ虫はアブラムシの天敵なのだ。

てんとう虫

 ここにも一人、職務遂行中。

てんとう虫

 こんなに真っ黒にアブラムシがついても、てんとう虫がいれば一網打尽、のはずだが多勢に無勢。もっと沢山のてんとう虫がいなければアブラムシ天国になってしまう。

真っ黒にアブラムシがついているそばで、、、


その上、就業時間中だというのにアブラムシには目もくれず、こんなことをやっている奴らもいる。

こんなことをやっている奴らもいる

 戦力増強のための戦略的拡大再生産の作業中かもしれないが、とりあえずアブラムシを食ってくれよと言いたくなる。

 ところで、むくげの葉の裏にこんな卵を見つけても踏み潰してはいけない。がんばっていたあのてんとう虫達の卵なのだ。

てんとう虫の卵

 テントウムシの幼虫もアブラムシを食べて成虫になる。しかし、えさのアブラムシが不足すると共食いを始めるらしい。そんなわけで、てんとう虫のためにアブラムシの養殖を始めようと思っているのだが、本末転倒虫と言われそうな気もする、、、





観察日記1 (2009年5月8日追記)
てんとう虫の幼虫
てんとう虫の幼虫


観察日記2 (2009年5月20日追記)
てんとう虫のさなぎ
てんとう虫のさなぎ


観察日記3 (2009年5月30日追記)
さなぎから羽化した直後のてんとう虫
羽化した直後のてんとう虫



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コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (panco)
2009-04-27 07:11:15
アブラムシ出始めましたね~。
てんとう虫君も現れるのですが、彼らもメタボになるのを自重しているのか、なかなか食べつくしてくれません。
家に来るてんとう虫君も、産めよ増やせよの心意気でがんばって欲しいものです。
私は面倒なので「オルトラン」を撒いてしまいます。
多分てんとう虫君に害はないはず・・・
だと思うけど、どうなのかしら・・・?
ちょっと心配になってきました。
てんとう虫の卵って可愛いですね( ^▽^)
 
 
 
Unknown (nihao)
2009-04-27 16:09:51
アブラムシは羽もないのに一体どこからやってくるのでしょう。
みんなで並んで樹液を吸って.....気持ちの悪い虫ですね。
北海道のような厳寒の地では、ゴキブリも白蟻も見たことがなかったのですが、アブラムシはいました。
アブラムシは、もしかしたら地上最強不滅の昆虫ですか?
ここはテントウムシの活躍が待たれます。
ぜひアブラムシの養殖に着手して、テントウムシの増殖に力をお貸しください。


 
 
 
Unknown (kumasan114)
2009-04-28 20:01:22
panco様

出始めましたね。てんとう虫も沢山いるのですけれど、一生懸命食べているところを見たことがありません。「オルトラン」も気持ち撒いていますけれど、てんとう虫には無害のようです。アブラムシにも無害のようなのが問題なのですけれど。




nihao様、

最後の写真に羽のついた虫が写っていますけれど、これもアブラムシらしいのです。アブラムシの人口密度があまりにも高くなりすぎると、羽の生えたアブラムシが孵って、新天地を目指して飛び立つのだそうです。ちょっとうらやましいですよね。
 
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