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ペナントの行方

 50年ほど前には観光地で当たり前に見たのに最近あまり見ないものにペナントがある。


 スキーも少し滑れるようになると石打で滑るのがステータスだった。そして部屋には誇らしげに石打のペナントを飾った。


 また、旅館がくれるものもあった。


 これはビニールで出来ていて、ストックの先につけて滑っていた。蔵王温泉の「わかまつや」は今でも立派な旅館として営業を続けているようだ。

 妙高高原。


 妙高高原の関温泉スキー場。


 このペナント、2019年11月8日に放映された「チコちゃんに叱られる!」によると鎌倉のタオル屋さんが社運をかけて作ったものだったらしい。日本中の観光地で見られるようになったが、まもなく姿を消してしまった。自分が訪れた場所の記念品からお土産に変わっていったことがその理由だという。もらうと困るお土産の代表になってしまったのだ。

 今、石打スキー場のペナントを見ると当時のことを色々と思い出す。ボケた頭へのカンフル剤としては、いまだ十分機能しているようだ。


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