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kindleがやって来た

 Kindleがやっと来た。Kindleは米国の通販業者amazonの電子書籍リーダーである。

 家中に本が散乱し足の踏み場も無い。ダンボールに入れて車庫にほりこまれてしまった本は二度と探すことが出来ない。こんな状況を何とかできるのではないかと、これからは紙の本はやめて電子書籍にしようと考えていたのだ。

 そんなわけでkindle販売開始お知らせメールに登録しておいたら、10月24日の16時4分に販売開始のメールが届いた。16時とは中途半端な時間だがamazonの本社のあるシアトルの0時にメールを出し始めたのだろう。

 夕食後メールに気がついて早速予約したのがその日の20時48分。それなのにお届け予定日は2012年12月2日から2012年12月4日。だいぶ先の話だ、よほど注文が殺到しているのだろう。

 実際のkindleのペーパーホワイトの発売日は11月19日で、ビックカメラなどでは前日の予約で買えたらしい。amazonに頼んで失敗したなあと思っていたら、出荷が少々早くなったようで今日、11月27日の朝到着した。

 着いたのはこれ。黒い箱一つで、裏には宅配便の伝票が張ってある。簡易な包装である。



 中を開けると入っているのは本体と充電のためのUSBケーブル、保証書と充電のやり方の説明書だけ。簡単なものだ。



 早速PCにつないで充電開始。言語設定画面が自動的に現れて、



 日本語を選択し設定を始め、立ち上がるとこんな画面が出てくる。これにしたがって設定していけばよい。



 次にwi-fiの設定画面が出てくる。画面を見て解るようにこの時点では3Gで接続されている。そう、kindle paperwhite 3Gを購入したのだ。



 wi-fi接続先を自動的に探してくれ、接続を設定しようとしたら、ここで少々戸惑った。我が家のwi-fiルーターのwep keyにアンダースコアが使ってあって、kindleキーボードでなかなか見つからなかったのだ。結局#~=キーをタップすることで入力できたのだが30分もかかってしまった。

 さて記念の電子書籍第一冊目は何にするか?kindleが届く前にPCからkindleストアにアクセスしてあれやこれや調べておいた。第一候補はアシモフのファウンデーションシリーズ。電子書籍などとっくに通り越してしまった未来の話だが、なかなか良い選択と思っていたら、まだ電子化されていない。

 フレドリック・ブラウンの73光年の妖怪もアルフレッド・ベスターも無い。どうしたものかと探していたらE.Eスミスのレンズマンシリーズがあった。これに決定。

 wi-fiに接続状態のkindleでE.Eスミスを検索するがまったく反応しない。pcでは見えるのにどうしたわけか。ここで1時間ほど試行錯誤、といってもできる選択肢は少なく、何回も検索するだけ。結局wi-fiの接続を切って3G接続に戻したら予測通りの反応を示すようになった。今回3G機能付きのkindleを購入してよかった。wi-fiのみの機種だったら、何が悪いのかまったくわからないところだった。

 無事ワンクリックで銀河パトロール隊を購入。



 kindle paperwhiteは表示にe-inkを使っていて、液晶などとは異なり、紙に印刷されたような白地に黒の表示が特徴である。実際非常に見やすいし、直射日光下はさらにきれいに見えるという、まるで紙の本と同じ。その上、真っ暗な中でもバックライトがあるから読むことが出来るという紙に無い特徴もある。

 残念なのはデータによるのだが、ページを振ってない本が多いことだろう。今までは文庫本だったら1時間に100ページくらいのスピードで読んでいたのだが、kindleではページの概念の無い本が多いのでどのくらいのスピードで読んでいるか解らないこと。これはフォントを変えることが出来るという特徴を生かすためには、つまり一ページあたりの文字数を自由に変えることが出来るという特徴、しょうがないのかとも思う。

 本棚の空きスペースを考えることなく本を買えるというのは幸せなことなのか、恐ろしいことなのか、まだ良くわかっていない。


追記

kindleのwi-fi接続にはDHCPサーバー側が規格どおりのプロトコルである必要があるらしい。使用している10年前のエアステーションの問題かと思っていたが、今日もう一度やってみたら問題なく接続でき、「深夜特急」も問題なく買うことが出来た。それにLTEのテザリング、Xi端末とも問題なく接続できた。


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