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映画、崖っぷちの男

 本ブログでは今年に入って3本目の映画の記事。

 きっと、最近はあまり映画を見ていないのだろう、と思われるかもしれない。たしかに映画館で見る映画の本数は減っている。しかし、今年見た映画はペントハウス、ドラゴンタトゥの女、ヒューゴの不思議な発明、シャーロックホームズ、バトルシップ、ブラックアンドホワイト、ダークシャドウズ、ファミリーツリー、MIB3、幸せへのキセキと10本はある。

 これらの中からブログに書いたのはペントハウスとダークシャドウズだけ。もっともペントハウスは今年最初の映画ということでご祝儀の意味もある。その他の映画が記事にならないのは、どうもネガティブな記事になりそうな気がするからである。

 昔からハリウッド映画が大好きであったが、最近はあまり面白いと思わなくなってきた。これは、私が年を取ってきたからなのか、それともハリウッドに元気がなくなってきたのか?

 今日、試写会で崖っぷちの男を見てきた。これがなかなか面白かった。今年見た中では一番である。

 話の舞台はニューヨークの高級ホテルの高層階の窓の外。ニック・キャシディが今にも飛び降りようとしている。一体何が目的なのか?ニックは交渉人に女性刑事を指名、話が進んでいく。

 なにしろ判りやすい映画である。パンフレットでは「予測不可能なラストにあなたはきっと熱くなる」であるが、だいたい予測どおりに進むから、わかりやすくて面白い。

 それと、脇役がしかっり描かれていてそれぞれに魅力があるのも、この映画を面白くしている要素だと思う。

 崖っぷちに立った男を2時間近くも見続けるのか、きっと飽きてしまうに違い無い、と思うかもしれないが心配無用。一体これはミッションインポシブルかというような場面もあり、サービス満点と言える。

 色々伏線も張られているが、一点、ミスリーデイングな場面もある。ニックが最後の食事を取り、部屋中の自分の指紋をふき取り、指紋をつけないように遺書を書き、窓を開け外に出て行くのだが、窓を開けるときは素手で触っているのだ。一体これは何故だろうと、ずっと気になって考えていたのだが、結局ストーリーには関係ないようであった。私の少々足りない脳細胞レベルでは、これは脚本のミスと言うことにしておいた。

 7月7日から公開である。最近ハリウッド映画に元気が無いぞと思っている方にはお勧めの映画だ。



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