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映画、インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国

 19年ぶりのインディ・ジョーンズ、さっそく109シネマズまで出かけた。1973年の映画、アメリカン・グラフィティの頃からだからルーカスとハリソン・フォードの関係は古い。きっとこの二人、相性が良いのだろう。

 今回の作品「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」は時代設定も前作から19年たった1957年になっていて、見る方としては少しなじみが出てきた。敵役は東西冷戦時代を背景にしてソ連というのも解りやすい。

 オープニングは砂漠を爆走する改造車、ルーカスの好みなのだろう。アメリカン・グラフィティを思い出させるのだが、エピソードとしては以後のストーリーの何の伏線にもなっていない。撮りたかったから撮ったというシーンだ。

 そしてハリソン・フォードの登場になる。60歳を越してのインディ・ジョーンズだが、年齢を感じさせないアクション、さすがと言っておこう。

 この映画、ストーリーをどうこう言う映画ではなく、なんでもありの漫画と思えばよい。その代わり観客を楽しませようというサービス精神は旺盛で、戦闘場面でさえ笑わそうとしてくれる。

 キャステイングも良い。ロシアの工作員をケイト・ブランシェットが演じていて、凄みがある。エリザベスでも目が怖かったのだが、あたり役だ。そしてインディ・ジョーンズを助ける若者をシャイア・ラブーフが演じている。彼はトランスフォーマーに出てきた時は軟弱な青年という感じが強かったが、この映画では颯爽としている。

 あと10年たったら1970年代を舞台にもう一度作って欲しい。小物類が懐かしくて涙を流してしまいそうだ。中年に突入したシャイア・ラブーフを主演にして、ハリソン・フォードは車椅子かな。そして50年後には現代を舞台にしたインディ・ジョーンズ五世が封切られているに違いない。敵役は当然イスラムになるのだろう。

 インディ・ジョーンズのシリーズは不滅である。



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