10月6日に収穫した落花生のおおまさり
北アルプス・涸沢ヒュッテのHPを見ると、北アルプスは5日に初雪、6日は雪化粧に。せっかくの紅葉が色あせてしまった。高い山はすでに晩秋の模様。
6日に那須連山・朝日岳での低体温症による遭難のニュース。那須連山も例年だと紅葉の時期を迎える。ここは、茶臼岳・姥ケ平の紅葉見物になんどか歩いているが、朝日岳から三本槍岳方面は紅葉のいまの時期にいちどしか歩いていない。それでも朝日岳へのコースは岩場が連続するのを覚えている。稜線は強風を避けるところがない。山は怖い。でも楽しい。
10月6日に落花生の大粒種である「おおまさり」を収穫した。試し掘りをして、もういいだろうと一気に本収穫した。今年も豊作だ。
サツマイモと同じく、手をかけないでも育ってくれるから、豊作はわたくしの腕がいいからではなく、天の恵みといえる。栽培でやることといえば、土寄せと、もうひとつはカラスに食べられないよう防鳥糸またはネットをかぶせることだけ。後者は忘れてはいけない。数年前、ウカツというかマヌケというか、カラス対策を忘れた。気が付いたときはカラスにすっかり食べられていた。これは痛かった。
おおまさりは、保存がきかない。収穫後なるべくはやく茹でて、冷凍保存する。これがかなり面倒なのだがやるしかない。なんともあわただしい。これら一連の作業は毎年同じ事を書いている。
⇒昨年の記事を参照
収穫のときのポイントは、充実した大きなサイズだけを選び、中と小のサイズは思い切って捨てる。これからスーパーに並ぶのだろうが少量で値段が高い。それもそのはずで、多くを収穫しても満足のいくサイズのものの割合が低いからだ。
殻ごと茹でる。茹であがったらすぐに殻をむく。この茹でる、殻をむくのに手間がかかる。落花生はおおまさりばかりでなく、普通のサイズの落花生も、口に入るまでには手間が要る。この手間が面倒と落花生栽培を嫌がる人が多い。
9日は一日中雨降りというから、午前中に作業をはじめる。
まずは来年のタネにする落花生を選ぶ。形がよく、サイズが大きく、充実したものを選ぶ。これをネットに入れ、屋外の日陰に来春までつるしておく。
さあ、本番だ。大鍋で茹でる。大きな鍋といっても家庭にあるものは容量が限られている。昨年とおなじく6回に分けて茹でる。茹でるのに30から40分かかる。それだけでも時間がかかる。茹であがったらすぐに殻を破って実を取り出す。この作業がつらい。
やっとすべての殻をむいて実を取り出した
あとは小分けしてジップロックに入れて冷凍保存する。これですべての作業が完了。
収穫後の手間が面倒と感じながらも、毎年つくる。おおまさりの茹であがったものは、これはうまいです。ほんと。だからつくるのをやめられないといえる。
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