ことし2度目のサヤインゲン、いまは花盛り
台風11号の強風で、支柱を立てネットで育てているサヤインゲンが気になった。けさのウオーキングの帰りにたしかめたところ無事だった。いくぶん傾いていたがこれなら大丈夫と安心した。風の力は侮れない。菜園をやっているとそれを強く感じる。支柱とネットが横倒しになっていたらあきらめるしかないと最悪の事態まで考えていた。それだけに胸をなぜおろした。
ことしはサヤインゲンのタネを春から夏にかけて3度にわけてまいた。インゲンは関西では年に3度取れるから三度豆といわれている。サヤインゲンはいつもは春だけまいているが、気が向いた年には春と夏の2回にわけてタネをまく。この経験からすれば、やろうとすれば3度取るのはわけないだろうと、やってみることにした。
サヤインゲンは大量に取れる。2回もまけばいい加減食べあきてくる。それなのになぜ3回もまくことになったのか。昨年知人から大量のタネをもらった。そのタネが余っているからである。もったいないからまく。それだけの理由である。
1回目はすでに収穫が終わり、跡形もない。
2回目はいま花が咲き、ツルを伸ばしている。台風11号の強風で心配したのがこれだ。
3回目はセルトレイで育て、畑に定植したばかりだ。
夏野菜の収穫量がぐっと減ってきた。周りの菜園を見るとまったく収穫がない所がある。これではいけない。菜園の魅力はいつも何かしらの収穫物があることだ。しかしこれがむずかしい。計画を立てることだとわかっても、それができそうでできない。わたしだってそうだ。それでも長年やっているとわかってくる。後悔のたびごとにほんの少しずつだがわかってくる。
いま収穫できているのは、トマトにナスにピーマンにキュウリ。それにシシトウ、オクラ、モロヘイヤ、クウシンサイ、ニンジン。朝夕ごとに7,8本取れていたキュウリがそろそろ終わり。この夏はオクラがうまく感じる。