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BIG FARMの農事日誌です。

大人の休日倶楽部パスで3日連続の登山へ(1)

2023-06-28 | 登山

利用した大人の休日倶楽部パス。切符もわたくしもお互いお疲れさまでした

<わたくしの好きな山登り

大人の休日倶楽部パスを利用して登山をしてきた。このパスは、JR東日本の新幹線と在来線が、4日間全線乗り放題で15,270円。

このパスを利用して、6月24日から6月27日までの4日のあいだに3つの山に登ってきた。

昨27日の晩に家に帰ってきたばかり。さすがに疲労困憊だ。これから4日間の山行の記録をする。これをすませないと山旅が終わらない。

全国の山は北の果てから南の果てまでめぼしい山は歩いてきた、という思いがあるものの、客観的にみるとたかが知れている。微々たるにすぎない。

年を重ねるにつれて山行の間隔はあいて、年間の山行はわずかになった。体力と気力の衰えがそうさせているのが原因の一つだが、もう一つ、新たにあの山を歩きたいという気持ちにさせる山が少なくなったことがあげられる。それでも年が変わると歩きたい山が出てくるのだから不思議というほかない。
 
2年ほど前だろうか、青森県・下北半島の恐山の大尽山(おおつくしやま)を歩きたいと思った。この山は恐山八峰のひとつで、新日本百名山になっている。なぜこの山なのか。自分でもわからないのだが、恐山に行ったことがなく、老い先短くなり、行くとしたらいましかないと思ったからだろう。

恐山は「日本三大霊場」のひとつ、ほかの2つは比叡山と高野山。この2つは参詣もかねているが、どちらかといえば登山の対象としてふもとから登っている。

比叡山=2018年11月23日2014年3月24日
高野山=2014年3月25日

諸説あるが、恐山はさらに「日本三霊地」のひとつでもある。ほかに川原毛(秋田県)と立山(富山県)がある。むしろ三大地獄といったほうがわかりやすい。この2つは登山でいったことがある。ここでも恐山が残っている。

そうだ、恐山へ行こう、と相成ったわけである。

だが遠い。節約するには大人の休日倶楽部パスを使うにかぎる。恐山への道は冬季に雪で閉鎖される。このパスは年3回発売される。今後の発売時期をみると、恐山へ行けるとすれば今回の6月だけとなる。

これで踏ん切りがついた。だが問題は天気である。梅雨のさなか、雨を覚悟するか。しかし年を取っての雨の中の登山はかなりのストレスとなる。

天気は神頼み。スケジュール調整にかなり手間取った。それに宿の手配もある。手直しの繰り返しでなんと次の日程にした。本命はあくまでも「大尽山」である。


はじめに=大人の休日倶楽部パスで3日連続の登山へ
6月24日=新潟県南魚沼の「飯士山」
6月25日=青森県下北半島の「釜臥山」
6月26日=前半)青森県下北半島の「大尽山」
6月26日=後半)恐山菩提寺と恐山温泉
6月27日=盛岡で冷麺とじゃじゃ麺を食べ、そして仙台で途中下車

結果は、4日間とも雨にはまったく遭わなかった。稀代の晴れ男なのである。
しかし「飯士山」と「釜臥山」の山頂ではガスで展望がない。下山をはじめるとガスがはれてきたというだから、これは悔しかった。

しかし本命の「大尽山」は梅雨の晴れ間。朝からいい天気。快晴であった。こんなのありかと。おもわずやったと。山頂では思い描いたとおりの展望が得られた。にんまり。うまくいきました。

恐山は登山だけではなく、恐山菩提寺の地獄めぐり、それに境内には4つの温泉が湧いている。登山と温泉は切り離せない。下山後の愉しみだ。以前からこの温泉にはぜひ一度はという思いがあった。これも念願を叶えることができた。

帰りの新幹線車内。歩くのも億劫に感じるほどの疲労を感じながらも、ふと満足感を覚えた。そんな山旅になった。

これから4,5回にわたってこの山旅の記録をしていく。


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