30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

3月1日に春まき夏どりニンジンのタネまき

2022-03-02 | ニンジン

もう少し待てばいいにと思っているのに待てなかった。年を取ってますますせっかちになっている。どうにも止められない。3月1日に春まき夏どりのタネをまいた、いやまいてしまった。どうせ3月中にまくのだからたいした違いはないだろうというのが頭にある。

ニンジンは春まき夏どりと夏まき秋冬どりの年2回栽培する。前者は時なし5寸ニンジンを100本、後者は黒田5寸ニンジンを150本ほど作る。食べきれないから年年作る数を減らしている。

ニンジン栽培はむずかしい。周辺の家庭菜園を見るとすぐにわかる。まともに育てている人を見るのはまれだ。発芽をそろえて、5寸ニンジンなら20センチ前後にサイズをそろえて育てるのは、わたくしの経験からすれば、かなりの試行錯誤がいる。

春まき夏どりニンジンは3月にタネをまいて、6月から収穫できる。秋冬どりに比べて夏どりはあまり食べない。かなり無駄にしてしまう。それなら秋冬どり一本に絞ろうかと思うのだが、なければ困るので春まき夏どりも作っている。

この春はそれでも75本ほどを作ることにした。いまではこれでも多いかなと感じる。

栽培法は毎回同じ。作る本数が少ないからできる栽培方法である。手間がかかる。農家ならぜったにやらない。この方法でうまくいってからこればかり。進歩がないのだが、安心して取り組める。

1、15センチ間隔の穴あき黒マルチを敷く。75本を作るから少し余分に80個の穴にタネをまいていく。たっぷり水をやる。



2、乾燥防止に黒の寒冷紗をべた掛けする。

3、温度を上げるため、穴あきビニールをトンネル掛けする。これで作業は完了。たぶん1週間もすれば発芽してくる(2020.03.16訂正、ぼけ老人の勘違い。3月まきの発芽は約2週間かかる。1週間で発芽するのは夏まきの場合)。
腕の見せ所は、そのときすべての穴から一斉に発芽していること。お見事とひざを打ち、そのさまはうつくしいとさえ思える。些事とはいえ家庭菜園でのささやかな喜びとなる。
その後の大事な作業は間引き。生長を見ながらひとつの穴に一本を残して育てていく。


 

      
気まぐれ山旅リポート ようこそ!ビッグファー


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« キヌサヤエンドウにネットを... | トップ | 3月1日に根深ネギ(冬ネギ... »
最新の画像もっと見る

ニンジン」カテゴリの最新記事