モロヘイヤ
赤紫蘇
モロヘイヤと赤紫蘇のタネをまいた。モロヘイヤを作っているのはよくみかけるのに、赤紫蘇をタネから育てる人はあまり見かけない。
菜園をやっているとよくわかるのだが、夏野菜はもともと果菜類が多く葉菜類は少ない。夏の終わりごろになると、秋野菜への端境期でもあって葉物はどこにもない。その時に重宝するのがモロヘイヤである。これにクウシンサイ(空芯菜)が加わるのだが、昨年からモロヘイヤだけにした。モロヘイヤはおひたしにして食べる。あまりうまいものではないのだが、この時期は葉物にそれだけでもあればありがたいと思える。タネをまくのをよく忘れる。5本ぐらい育てる。夏の終わりになると、わが家ではこの葉物を細々と食べる。モロヘイヤがあってよかったなあと。
赤紫蘇は梅干しに使う。白梅干しと紫蘇梅干しをつくっているから、この赤紫蘇はもちろん紫蘇梅干しに使う。梅干しづくりはことしで4年目、4回目になる。2013年は6キロ、2014年は7キロ、2015年は8キロを漬けた。
梅干しづくりは男の仕事というが、楽しくてつい多く作ってしまう。これがよく食べる。かみさんも山をやっているので、おもにおにぎりに使う。はじめてつくった2013年漬けの6キロはペロッと食べてしまった。いまは2014年漬けのものを食べている。
ものの本によると、紫蘇梅干しにするには、梅2キロに赤紫蘇が300グラム要る。梅4キロなら600グラム。これを摘むとなるとたいへんな量になる。この量を確保するため栽培している。ことしも梅仕事のシーズンが近くなった。