30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

ソラマメの倒伏防止とアブラムシ対策

2013-03-11 | ソラマメ

ソラマメは無事に冬を越すことができた。防寒などはまったくしないで、厳寒期でも青々した葉を保っている。寒さに強いのである。

それでも毎年1月~2月の厳寒期には凍害で数株は枯れてしまいうことが多い。ところが今年はまったくそれがない。この冬は例年になく寒かったのに、サヤエンドウといい、このソラマメといい、この冬を無事に越すことができた。不思議である。

今年に入ってからは、小まめに株元に土寄せしている。これは倒伏を防ぐためだ。倒伏を防ぐには、もっといい方法がある。背丈が伸びる前に、いまから株元を踏み固めることだという。これは農家の人から教えてもらった。根がしっかりと張って倒れにくくなるというのだ。なるほどね。待てよ、これはどこかで聞いたことがあるぞ。そうだ。トウモロコシもそうしろと教えてもらった。たしかに理にかなっている。昨年から実行している。たしかに倒伏しにくくなった。農家の人には経験と蓄積がある。こんな知恵は素直に実行する。今年も畑に行くたびに足踏みしている。

ソラマメといえば、アブラムシ対策だ。長年攻防を繰り返してきた。とうとう戦いに敗れ、ソラマメ栽培はいちじあきらめかけた。しかし“農薬”に救いを求めた。浸透性殺虫剤だ。ソラマメを自家用に栽培している農家に尋ねたら、それを使っているという。道理でアブラムシでマイッタという話はこれまで聞いたことがなかった。そうなのか。ということでわたしも“無農薬”を放棄して、昨年からソラマメに使うことにした。薬剤の効き目は抜群だった。アブラムシとの戦いから解放されてほっとできたことが一番だった。それほどアブラムシには悩まされ続けた。

アブラムシに悩まされたのは私だけではない。周囲の菜園もそうだ。その中の一人が、アブラムシを防ぐソラマメ栽培法を仕入れてきて勧めていたが、わたしはそれに乗らなかった。やはりというか、効果はなく、本人を含めて一年で降参し、その栽培方法をあきらめたようだ。それを見て、やっぱり薬剤しかないなと“決心”したのである。


            


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