30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

春をはこんでくる春キャベツ

2013-03-04 | キャベツ

3月に入ると冬野菜はそろそろおしまいになる。丹精込めただけに冬野菜をたっぷり味わうことができた。無駄にしないようにとせっせと食べた。おかげで畑からはすっかり野菜が消えた。わずかに残ってはいるものの、気温が上がると味は急降下するから残しておいてもしょうがないのである。

3月と4月は野菜の収穫物がほぼなくなる。たぶんどこの家庭菜園でもそうなる。端境期になり、春夏野菜の種まきなどの仕込み時期になる。この期間はスーパーで買わなければならない。周辺の菜園を見ると、冬から収穫物がないところが目立つ。せっかくの冬野菜を育てることなく長い期間収穫物がゼロの状態になっている。なんとももったいない。

わが菜園では春は収穫物がゼロといったが、唯一期待できるのが春キャベツだ。キャベツは無事に越冬できた。もともと寒さに強いからあまり手間はかからないのだが、鳥がついばむのを防ぐために寒冷紗をトンネル掛けしていた。

秋早く種まきしたものと、秋遅く種まきしたものの2種類が育っている。前者=写真上=はすでに葉を巻きはじめている。この分だと、5月といわず4月中に収穫できるかもしれない。後者=同下=の方はまだまだ小さい。

春キャベツは、見た目がいいし、それに食べてもうまい。姿形はふわっと葉を重ねて、まるでレタスのようだし、色は淡く浅い緑色をしてパステルカラーの色合いがまさに春そのものといった感じだ。見ているとふしぎに気分がなごんでくる。


庭の方はいち早く春の兆しを見せ始めている。フキノトウが出てきた。すっかり姿を見せていた。ふき味噌を作るつもりでいたのだが、ここまで大きくなってはすでに遅しだ。しまったと思った。ほかで探してこなければならない。


            


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