30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

越冬する野菜ー春キャベツのいま

2012-12-07 | キャベツ

 

今年9月にタネをまいたキャベツは春キャベツになる。そのため冬を越す。

菜園をはじめたころはキャベツは作らなかった。あまり好きでなかったからだ。といってもそれは4半世紀前のことで、いまは必ず作る。

キャベツを作ってみると、わが家ではよく食べることがわかった。あまり好きでないといっていながら、私も食っているのである。たぶんこんなに作っても食わないよな、と思っていてもいつの間に畑からキャベツが消えてしまう。今年の7月にタネをまいた、いま食べている秋冬キャベツも残りわずかになった。もっと作っておけばよかったのにと思うほど食べている。

キャベツは一年中作ることができる。いまは夏は避けて秋、冬、春の季節に食べられるように作っている。春キャベツは、いま、防虫ネットを防寒を兼ねてトンネル掛けしている。寒さには強い。防寒対策は無用ともいえるのだが念のためそうしている。

キャベツを作るようになったのには農薬のこともある。キャベツに虫は付きものだ。虫が最大の敵といえる。それさえ防除できれば立派なのが簡単にできる。殺虫剤を散布する栽培農家を見ていると、それが安全基準のうちとわかっていても、見ていていい気分ではない。この年になると体のなかは悪いものでいっぱいだから、いまさら気にしたところでどうにもならない。それでもちょっとした手間でできるのなら自分でと思ったものである。

秋冬キャベツは葉をぴったりと密着させて巻くが、春キャベツはまさに春の気分のようにふんわりと葉を巻く。うまそうに見える。いや、うまいのである。

いまの春キャベツのは生育具合はまちまちだ。葉を少し巻いたものもあれば、まったく葉を巻かないのもあって、それぞれに冬を越していく。


          


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