30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

越冬する野菜ー下仁田ネギと九条太ネギ

2012-12-05 | 下仁田ネギ

10月中旬にタネをまいた下仁田ネギ

 
10月中旬にタネをまいた九条太ネギ

12月になると畑はぬかって長靴でないと入れない状態になる。秋冬野菜はすべて順調に育ち、私の口に入るのをいまかいまかと待っていてくれる。

この冬を小さな苗の状態で越す野菜たちがいる。この秋にタネをまいて来年の収穫に向けて厳しい冬を越すのは、冬ネギ、ソラマメ、エンドウ、、タマネギ、キャベツ、ブロッコリーと結構あり、これらの面倒を見てやらなければならない。

まずは冬ネギ。毎年作るのは赤ネギ、下仁田ネギ、九条太ネギの3種で、いま収穫中の冬ネギは昨秋にタネをまいたものだ。タネまきから収穫まで1年以上かかる。世話が焼けるのである。そういいながらも、ことしの秋も来冬収穫するネギのタネをまいた。

ネギのタネは6月に自家採種している。下仁田ネギと九条太ネギの2種は採種したものの赤ネギの採種を忘れた。種苗店に駆け込んだが、赤ネギのタネが見当たらない。仕方ない、今年は赤ネギのタネまきはあきらめよう。来冬は赤ネギが食べられないことになる。

タネは10月中旬にまいた。初心者にはネギの芽出しは案外とむずかしいものだ。わたしも以前は神経を使ったものだが、いまはきれいに芽出しができる。

いま5、6センチほどに育っている。厳しい冬を越すのだから、防寒をしてやらなければならない。ネギは寒さに強いのだが、赤ちゃんネギは防寒してやらないと寒さに負けてしまう。そこでいまは穴開きビニールをトンネル掛けしている。これでも寒いようなら、穴開きでがないビニールをトンネル掛けしてやれば十分だ。

自家採種しただけに、タネはいっぱいある。残しても使いようがないからあるだけまいてしまう。いつものことながら、作り過ぎだよなと苗を見ながらそう思う。

冬ネギの栽培期間は長い。この冬を越して、さらに来年の夏を耐えて、タネまきから一年以上たってようやく来年の12月に私の口に入る。


          


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