30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

あっ、あの農家もチヂミホウレンソウだ

2011-03-23 | ホウレンソウ

ハクモクレンが、コブシが群舞している。春が生まれている。しかしあいかわらず余震が続き、テレビを見ていると涙を流すばかりだ。

「あっ、あれはチヂミホウレンソウだ」
きのうNHKのニュースで茨城県小美玉市のホウレンソウ農家が「出荷停止だから廃棄処分するほかない」といっていた。ホウレンソウ畑がアップされたから、栽培されているのがチヂミホウレンソウだとわかった。
「あんなうまいもの捨ててしまうなんて、もったいないよなあ」とつぶやいてしまう。

わが菜園のホウレンソウもそれである。ホウレンソウは2種作っているが、チヂミのほうに軍配を上げる。特に12月に入り寒くなるといっそううまくなる。

昨年9月から10月中旬まで4回に分けてタネをまいてきた。この計画生産がうまく行き、出来もよく(→ホウレンソウ)、途切れることなく食べ続けることができた。いまもそうだ。ホウレンソウのおひたしは私の酒のさかなの定番だから、なんともありがたい。

一時期暖かくなり、この調子だと2月末から3月上旬まで持たないと思っていたのだが、また気温だ下がってくれたおかげで、いまも食べていられる。しかし、もうすぐ限界だ。寒いときは葉がべッたと地面にくっついていたものが、いまは葉がたちがってきつつある。トウが立つのは時間の問題になった。

ここにきてラストスパート、残して捨てることがないように食べ続けている。まさに時間との競争になった。だいぶ残り少なくなってきた。それがここにきてホウレンソウの出荷停止措置が出て供給もだいぶ減るだろうから、あわてて食べ尽くさないで、ぎりぎりまで大事に食べ続けたほうがいいかなと思っている。


  

       

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする