30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

厳寒まきニンジンが芽を出した

2011-03-10 | ニンジン

目がかゆく、鼻水が出て、くしゃみをする。これはまちがいなく花粉症だ。「とうとうわが身にも花粉症がやってきたな」とため息まじりにつぶやいた。花粉症とは縁がないと思っていた。ところが5、6年前から花粉症になった。それも遅れて5月中旬から6月中旬までおかしくなる。しかし、今年はなんといま花粉症である。これからさきずっと6月中旬までこの症状が続くのか。気が重くなる。

ニンジンの芽が出てきた。この寒いのに健気なものである。2月上旬にタネをまいた。ニンジンはいつも夏まきだが、今年は「厳寒まき」に挑戦。いつもの黒マルチを敷き、寒さ対策に穴開きビニールをトンネル掛けしていた。

芽がなかなか出てこない。寒いからこんなもんだろうなと思うのだが、やはりこの先はたして芽が出るのだろうかと心配になる。同じ方法でニンジンを栽培している近くの農家に尋ねた。「そんなもんだよ」。

待つことしばし。芽が出てきた。「へえ、芽が出るんだ」。なにを言っているのか自分でもわからない言葉が出てきた。これで安心だ。ニンジンは芽がでたら、これまでの経験でいえば成功間違いない。よっぽど下手なことをしないかぎり育ってくれる。この厳寒まきニンジンは100本を収穫する予定でいる。

寒さ対策で地中に貯蔵していた昨夏まきニンジンは残りをすべて掘り起こして、ちょうどいま食べ尽くしているところだ。


    

   

 


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