30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

黄昏60きっぷで、城山~葛城山~発端丈山(1)

2011-03-06 | 登山

 

葛城山からは富士と駿河湾のパノラマが広がる。
左手前に淡島、駿河湾の向こうに富士山。
そして左手には南アルプスがオールキャストで長い銀嶺を見せていた 

名前が気になっていた伊豆半島の発端丈山を歩いてきた。春の暖かくて明るい日差しに包まれ、すっかり春の気分を味わうことができた。富士の眺めは期待した以上に良かった。「おお、なかなかのもんじゃないか」。ひと足早く春の到来を感じながら富士をめぐる山旅になった。

建て替えたばかりの家の雑用にかまけて、2カ月以上も山から遠ざかっていた。少し春めいてきたのでそろそろ歩きたいなという気分だった。寒さで体が縮こまり、心までも干からびてしまっている。虫と同じくそろそろ寒い地中から這い出したくなった。


 山行日 2011年3月5日(土)日帰り
天気 
山域 伊豆
メンバー 単独
コース&タイム
我孫子4:42=5:13日暮里5:16=5:27東京5:46=7:57三島8:09=8:40大仁駅8:45-9:10城山登山口9:20-10:00城山10:10-10:35城山林道-11:09葛城山分岐(山城山ルート)-11:27葛城山11:50-12:15山城山ルート分岐-11:45発端丈山13:30-14:30長浜-14:40三津シーパラダイス14:52(バス)=15:16伊豆長岡駅15:27=15:49三島15:57=16:11熱海16:15=18:09東京=御徒町(OD BOXに立ち寄り)=上野18:43=19:17我孫子駅


「黄昏60きっぷ」を利用しての山旅。JRは団塊の世代を対象に最近そんなきっぷを売り出した。と、いいたいのだが、これは期待であって、残念ながらこんな気のきいたきっぷ?は売っていない。昨春と同じ「青春18きっぷ」を買ってきた。5回使えるので、この春もこれで春の山を5つほど歩く予定でいる。

最初に選んだのは発端丈山だ。伊豆半島の西側の付け根、駿河湾に近い。すぐ北には沼津アルプスの低山が走る。発端丈山も低山である。足慣らしのつもりだからこれでよいのだが、ついでに近くの城山と葛城山をあわせて歩くことにした。

コースは伊豆箱根鉄道の大仁駅から城山、葛城山、発端丈山を経て、三津長浜へ下る。
ネットで見ると山中に入ると問題はないのだが、大仁駅から城山登山口までの道がわかりにくいとある。たしかに登山口が見つからないと余計な時間がかかってしまう。道順ならネットにたくさん載っているだろうと思ったのだがこれがない。やっと見つけた。
これをプリントアウトした。

「黄昏60きっぷ」の一回目の乗車スタンプ。春の日差しを浴びて気持ちよさそうだ。


プリントアウトした道順を見ながら城山登山口を目指す。道標はまったくない。この資料のおかげで迷わずに登山口まで行けた。感謝である。この「おむろばし」が目標になる。


城山はロッククライミングで有名な場所らしい。たしかに切り立った岩山。登山口近くの駐車場は装備の大型ザックを担いだそれらしき人たちが大勢いた。見上げるとすでに岩場に取り付いている姿を見つけた。

 



 

 

 

 

 

 

 



山の中に入ると「城山発端丈山ハイキングコース」の道標があちこちにあった。道は整備されている。

城山頂上。
富士は見えるか。途中の車窓から富士山に雲がかかってきていたので気になっていた。

この眺めにひと安心。



箱根の山も。


天城山も。ただ逆光のためぼんやりとしか見えない。

城山から葛城山を目指す。
城山林道にぶつかったら左折するのだが、そのまま林道を行かないで、すぐ右手の登山道を登る。道標があるから見逃さないように要注意だ。


神島小富士


葛城山への道が右手に出てきた。「背面」登山口。ここは急登だいう。この先にも葛城山へのルートがあるからそちらを選ぶことにする。
その道標。

登っていくと、海が見えてきた。富士の裾野に海が見えてきた。駿河湾だ。
その向こうに見える連続した白い峰?
あっ、南アルプスだ。私の安カメラではこの通りにしか撮れないのだが、肉眼では実によく見えている。
すっかり忘れていた。南アルプスが見えるんだった。
富士に、駿河湾に、南アルプス。いい眺めである。
この景色にしばし足を止めてカメラに夢中。

南アルプスをアップで、右から左へ撮ってみた。私のカメラではこれが限度だが、肉眼で白根三山、塩見、悪沢、赤石の山を同定できて、はっきり見て取れる。海を前景にして南アルプスの豪華な顔ぶれがそろった。



すぐに葛城山の頂上。
山ろくからロープウエーがあるので、頂上は観光客ばかりですごい人出だ。登山姿は私ひとり?


葛城山頂からの眺めは抜群だった。


葛城山をあとにして、発端丈山へ向かう。葛城山の斜面を下っていると、ちょうど富士の雲が取れてきた。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

葛城山で正午近くになり、眺めを楽しみながら昼食をと考えていたのだが、次の発端丈山からの眺めがまたすごいと聞いたものだから、富士が姿を隠してしまわないうちにと先を急ぐことにした。

ブログのほうはここで休憩。
次回は発端丈山へと続きます。


 

    

 


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