30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

後を引く味

2006-12-04 | ラッカセイ
けさは冷え込んだ。霜で真っ白になった。初霜か。コートを羽織って家を出た。夜に帰ると私の部屋の畳に窓枠分だけ月の光が射し込んでいた。いまは真東から月が登る。

塩ゆでのラッカセイを食べてからやみつきになっている。10月下旬から11月初旬に収穫したラッカセイ。塩ゆでにして毎晩のよう飽きずに酒の肴に食べている。瞬く間に残り少なくなった。もっと作っておけばよかったと思うほど後を引く味だ。

晩酌の熱燗をやりながらその合間にラッカセイの殻をむく。最初はその手間が面倒だった。いまは盃を傾けては殻をむくのが気に入っている。殻いっぱいに実が入っているといかにもうまそうだ。

ところが塩ゆでしたものが1週間近くたって殻の表面にかびが生えてきた。冷蔵庫に入れておいたものにである。ラッカセイはかびやすいとは聞いていたので収穫してから新聞紙に広げて乾燥させていた。それでも足りなかったのだろうか。それで日当たりのいい所に移してさらに乾かした。しばらくして殻を振るとからからと音がする。水分が飛んで実も小さくなったことが分かる。これだけやればじゅうぶんだろう。これを塩ゆでした。50分ゆでてもまだ硬かった。これまでの味と微妙にちがう。しっとりとした味わいが薄れた。ちょっぴり不満が残る味だ。

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