一昨日のブログの続きです。
ヤクスギランドから宮之浦にあるホテルに向かいます。バスガイドの早崎嬢は「屋久島に住む野生動物は猿しかいない」といいますが、シャレで屋久サル、屋久シカが住んでいます。山を下りて行く途中、サル、シカに出会いました。本州に住むものより、小さくかわいらしい。シカは妊娠中の雌ですね。
宮之浦にある「シーサイドホテル屋久島」に宿泊しました。広々としている部屋です。ホテルのそばにはハマユウ、オニユリが咲いていました。
18時から夕食。
ウミガメ産卵の観察会へは、この時期にしか見ることが出来ないイベントということで、全員が参加することになりました。19時30分にバスにのり島の北西側にある、永田いなか浜へ。永田いなか浜は、アカウミガメの産卵場所として有名で、上陸個体数は日本一だそうです。
(ガイドブックより抜粋)永田浜は北太平洋で最も高密度にアカウミガメの産卵が行われる砂浜で、アカウミガメの保護において非常に重要な地域であることから、平成14年に霧島屋久国立公園(現屋久島国立公園)に指定されました。また、平成17年にはラムサール条約湿地に登録 され、平成27年で10周年を迎えます。 (抜粋終わり)
到着後は椅子に座り、レクチュアを受けるのです。
20時30分から永田浜ウミガメ保全協議会のかたからのレクチュアを受けた後、ウミガメの上陸を待ち、観察に出かけるのです。ウミガメはとてもデリケートな動物で、光や人の気配を感じると上陸を八重馬手仕舞います。しかし上陸して産卵を始めると人が近寄っても産卵をやめることはないのだそうです。
ウミガメ観察ルールガイドといただいた絵葉書。
21時頃にウミガメが1頭上陸したとの連絡が入ったので、真っ暗な中砂浜に下りてゆきます。ウミガメの産卵しているのを交代で観察、TVでは見たことがありますが、実際に見ると感動ものです。産卵を終えた亀が卵のうえに砂をかけ、カモフラージュしかかったところでバスに乗りホテルへと向かいました。雨が降らなくて幸いでした。
続きは明後日のブログで。