昨日友人6名と奈良県多武峰にある談山神社に出かけました。近鉄桜井駅から臨時バスに乗り、20分ほどで談山神社に到着です。今年は気温の高い碑が多かったため紅葉の色づきはもうひとつでした。
談山神社のパンフレットと境内周辺の地図です。
談山神社由緒(チラシより抜粋)・・・ 飛鳥・法興寺で行われた蹴鞠会において出会った中大兄皇子(後の天智天皇)と中臣鎌子(後の藤原鎌足)が、藤の花の盛りの頃、当社本殿裏山で極秘の談合をされました。この談合により、皇極天皇4年(645)飛烏板蓋宮で 蘇我入鹿を討ち、中央統一国家及び、文治政治の完成という歴史的偉業を成し遂げられました。多武峰はこの後、談峯・ 談い山・談所が森と呼ばれるようになり「大化改新談合の地」の伝承が残りました。現在の社号の「談山神社」もこ こからきています。 天智天皇8年(669)10月、鎌足公の病が重いと知った天皇は自ら病床を見舞い、後日、大織冠内大臣という人臣の最高位を授けられ、藤原の姓を与えました。藤原氏は、ここから始まります。鎌足公の没後、御墓は摂津国阿威山(現在の大阪府高槻市)に造られましたが、白鳳7年(678)唐より帰国した長男・定慧和尚が鎌足公の遺骨の一部を多武峯山頂に改葬し、十三重塔と講堂を建立して妙楽寺と称しました。さらに、大宝元年(701)方三丈の神殿を建て、鎌足公の御神像を安置しました。これが談山神社の始まりです。
紅葉の色づきはもうひとつ 右の写真は一三重の塔(後に見えるのは権殿)です。
御破裂山(標高607m)展望台からの眺め 大和三山、二上山、生駒山、大阪湾、六甲山まで見渡せました
御破裂山からは登ってきた道とは別の道を通り、徒歩で石舞台へ向かいました。途中開けたところで各人持参した弁当を広げたあとハイキング。道が狭く、足場の悪いところもありましたが、里山の風景を楽しみながら石舞台古墳に到着しました。
ハイキングの途中の里山風景
石舞台古墳からバスに乗り橿原神宮駅へ行き、近鉄電車の八木西口駅で下車、寺内町として平成5年に「重要伝統的建造物群保存地区」に選定された今井町へ。(続く)