11月21日(木)、湖友会(かつて勤務していた会社の滋賀県を管轄する支店のOB会)「史跡めぐり」に参加いたしました。今回のテーマは秋の京都を満喫する「洛北・叡山電車でめぐる紅葉の古刹」です。
好天の中、23名が参加しました。
午前8時45分、三条大橋東南詰の高山彦三郎像の前で集合しました。
最初に訪ねるのは太閤秀吉の養子で近江八幡城主であった関白秀次公と一族の墓所である瑞泉寺。秀次の法名に由来するお寺です。
1595年謀反の罪状のもとに関白の職を奪われた秀次公は7月15日、高野山青厳寺において自刃させられました。そして8月2日、秀次公の一族39名(4人の若君、1人の姫君および側室34名)が三条河原の刑場で処刑されたのです。瑞泉寺は角倉了以の尽力でその場所に建てられたお寺(1683年に落慶)なのです。
瑞泉寺の書院とお話しをしてくださった前のご住職。
前御住職のお話は自由奔放、当時竣工したばかりの三条大橋、洛外だったこのお寺のあたりの情景、一族の処刑について、あたかも体験したかのように語られました。
秀次公一族の墓所とそれを取り囲む49基の五輪の塔(一族39名および公に殉じて自刃した家臣10名分)。正面墓塔の中央にある古石は秀次公の首を納めた石びつで、公自害の日7月15日が刻まれています。
御住職の話に出てきた三条大橋の袂の高札場(コーヒーショップになっている)とその前にある当時の三条大橋の礎石。
三条大橋の欄干の擬宝珠。当時からのものと昭和に入ってからのものがあるそうです。これは当時からのもの?
京阪出町柳駅から叡山電鉄に乗り換え、岩倉駅のそばにある実相院へ。紅葉で有名な天台宗の寺院ですね。紅葉が床に映える床紅葉(撮影は禁止)が有名ですが、まだ時期が早かったからでしょうか、もうひとつでした。
実相院の紅葉です。
門の前で記念撮影。
門前の公演の紅葉が一番でした。
続きは明日のブログで。