12月6日(金)、大阪府立江之子島文化芸術創造センターで開催中の「創立120周年記念 第95回浪展」を観に行きました。浪展は歴史ある「浪華写真倶楽部」の会員たちの展覧会、今回は1904年(明治37年)の創立から数えて120数年の記念展です。今回は記念展ということで会員の作品の他に倶楽部の大先輩である安井仲治、津田洋甫両氏のモノクロ作品や会報、図録など歴史を辿れるようなものの展示などがありました。創立120年という年月もさることながら、ずっと継続しているということが本当にすごいことです。
会員の作品は入会からの経験が浅い順に展示されており、「一人一党主義」というだけに17名の方々の個性豊かな作品が並んでいました。展示方法もそれそれの方々が作品に応じて工夫を凝らされタモの、勉強になります。
翌日の7日(土)18時からは120周年の記念祝賀会が会場の地下1階にあるパーラーで開催されました。会員の他大勢の方々が集合、盛大に行われました。
お土産に頂いたのが下の写真、立派な箱に入った「写真プリント」と津田洋甫氏の写真集「シンフォニー 大地の詩」。前者には会員の方々のプリントに加え安井仲治、津田洋甫両氏の作品をコロタイプ印刷した貴重品も入っていました。大変な手間と時間、費用をかけられて準備をされた会員の方々に頭が下がるとともに、これが伝統なのかという思い強くしました。