ファミリーマートは3月9日、プラスチックの使用量を減らすため、東京都内の10店舗でプラスチック製のフォークと先割れスプーンの配布を休止する実証実験を行うと発表した。
約1ヵ月間、フォークなどの代わりに箸を配布する。
客の反応や売り上げへの影響を確認し、全国約1万6千店への拡大を検討する。
企業などにプラスチック使用の削減を促す「プラスチック資源循環促進法」が4月に施行されるのを前に、取り組みを強化する。
同社は、全店で配布を取りやめればプラスチック使用量を年間約260トン削減できると推計している。
ファミリーマートは現在、パスタやサラダを買った客にプラスチック製のフォークなどを無料で配布している。
実証実験で行う10店舗ではこのフォークなどの配布を休止するほか、竹製のフォークや、スプーンを引き続き配布する。
箸の携帯用セットも販売する。
箸で食べるのが難しい商品にはスプーンを引き続き配布する。
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