セブンーイレブン・ジャパンは11月30日、顔の特徴などから個人を特定する顔認証技術を使い、会計を無人で済ませる実験店舗を開設すると明らかにした。
レジ業務を機械に任せることで大幅な省力化を目指す。
コンビニは人手の確保が難しくなっており、実験店で効果を調べる。
12月17日にNECグループが入る東京都港区のビル内に開業し、グループの従業員を対象に営業する。
入店時に顔認証の端末で確認し、あらかじめ顔などのデータを登録している従業員だけ入店できるようにする。
会計は店内のセルフレジで済ませる。
利用客は商品のバーコードを読み取らせて購入額を確定し、顔認証や社貝証により給料天引きで支払う。
店員は商品の発注や陳列に注力し、終日1人で店舗を運営する。
店舗の広さは約30平方メートルで、従来は最低2、3入の店員が必要だった。
顔認証は最先端の人工知能(AI)を活用したNECのシステムを使う。
コンビニ業界では省力化の取り組みが進む。
ローソンは4月、利用客がスマートフォンのアプリを使って、自分で決済できるサービスを墓只都内で始めた。
2019年2月末までに都市圏の約100店舗に導入する方針だ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます