希望&夢

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トヨタ EV生産3割減 100万台に

2024年09月08日 | 社会

トヨタ自動車が2026年の電気自動車(EV)の世界生産台数を100万台程度とすることが9月6日、分かった。

佐藤社長は就任直後の2203年4月、EVの販売台数を2026年までに150万台とする計画を打ち出したが、約3割縮小する。

EVの販売は世界的に減速傾向にあり、実際の需要に合わせた形だ。

世界の自動車メーカー各社もトヨタ同様、戦略の見直しを余儀なくされている。

9月6日までに縮小の方針を部品メーカーに伝えた。

トヨタはEVの製造に欠かせない電池の確保を含め、2026年に150万台、2030年に350万台を生産できる体制つくりを進める方針には変わりないと説明している。

一方で需要に合わせてプラグインハイブリッド車(PHV)の生産を拡大するなど、柔軟に対応していく構えだ。

トヨタのEV世界販売実績は2023年が約10万台、2024年は7月までで約8万台にとどまる。

2026年の世界生産台数を100万台程度とする方針は計画の縮小にはなるが、ハイペースの増産になることは変わらない。

環境意識の高まりや各国の優遇政策を背景に市場が拡大してきたEVだが、成長には陰りが見られる。

ガソリン車よりも高い価格や航続距離への懸念から、需要が一巡したとの見方がある。

一大市場の中国でEVの価格競争が激しさを増していることも、各社の経営に打撃を与えている。

EV減速を受け、ドイツ大手フォルクスワーゲン(VW)は9月2日、本拠地であるドイツ国内の工場閉鎖を検討していると明らかにした。

実際に行えば、1937年の創業以来初めての事態。

スウェーデンのボルボ・カーは9月4日、2030年までに販売する車の全てをEVにするとの目標を撤回した。


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